一関市千厩町千厩のフユノハナワラビ(冬の花蕨) 2006年10月27日
10/27(金)、一関市千厩町千厩のショッピングモール「エスピアホール」で開かれていた千厩野草の会の「山野草展」に、「フユノハナワラビ(冬の花蕨)」が展示されていました。
北上市立花「みちのく民俗村」のフユノハナワラビ(冬の花蕨)2006年9月24日
9/24(日)、北上市立花の展勝地公園の林縁にある草地に「フユノハナワラビ(冬の花蕨)」がありました。前に見たことがある場所を探したら、他の雑草に混じっていました。みんな緑色なので見つけにくかったです。
フユノハナワラビ(冬の花蕨)ハナヤスリ科 ハナワラビ属 Botrychium ternaturm
本州、四国、九州の日当たりのよい草地や林の中に自生する高さ15~50cmほどになる冬緑性のシダ。暑い内は、地上には何もなく、秋になると1枚の葉[栄養葉]を展開する。栄養葉の長さは20~50cm。その後、花のようにも見える胞子をつけた葉[胞子葉=花に相当]が現れる。胞子葉は栄養葉より長くて、30~40cm、胞子の穂は細い円錐形。
秋から冬に地上部が現れるので、「冬の花蕨」とか、俗に「寒蕨」の名前があるが、ハナワラビの葉とワラビの葉を比べると、ワラビの葉は大きくて、葉の構成が複雑であり、両者は似ていない。胞子を花にたとえたもので、「ワラビ」を「シダ」という意味で使ったものと思われる。
葉は大きく3つに分岐する。さらに枝を分け、羽片[小葉に相当]に分かれる。羽片はさらに小羽片に分かれる。小羽片の先は尖らない。これがフユノハナワラビの特徴である。胞子葉は胞子が熟すと淡褐色になる。栄養葉のへりは冬は赤味を帯びることが多く、夏には枯れる。
なお、本種と似た種に「アカハナワラビ(赤花蕨)」と「オオハナワラビ(大花蕨)」がある。どちらも、秋から冬に胞子を出し、夏は地上部が枯れる。
10/27(金)、一関市千厩町千厩のショッピングモール「エスピアホール」で開かれていた千厩野草の会の「山野草展」に、「フユノハナワラビ(冬の花蕨)」が展示されていました。
北上市立花「みちのく民俗村」のフユノハナワラビ(冬の花蕨)2006年9月24日
9/24(日)、北上市立花の展勝地公園の林縁にある草地に「フユノハナワラビ(冬の花蕨)」がありました。前に見たことがある場所を探したら、他の雑草に混じっていました。みんな緑色なので見つけにくかったです。
フユノハナワラビ(冬の花蕨)ハナヤスリ科 ハナワラビ属 Botrychium ternaturm
本州、四国、九州の日当たりのよい草地や林の中に自生する高さ15~50cmほどになる冬緑性のシダ。暑い内は、地上には何もなく、秋になると1枚の葉[栄養葉]を展開する。栄養葉の長さは20~50cm。その後、花のようにも見える胞子をつけた葉[胞子葉=花に相当]が現れる。胞子葉は栄養葉より長くて、30~40cm、胞子の穂は細い円錐形。
秋から冬に地上部が現れるので、「冬の花蕨」とか、俗に「寒蕨」の名前があるが、ハナワラビの葉とワラビの葉を比べると、ワラビの葉は大きくて、葉の構成が複雑であり、両者は似ていない。胞子を花にたとえたもので、「ワラビ」を「シダ」という意味で使ったものと思われる。
葉は大きく3つに分岐する。さらに枝を分け、羽片[小葉に相当]に分かれる。羽片はさらに小羽片に分かれる。小羽片の先は尖らない。これがフユノハナワラビの特徴である。胞子葉は胞子が熟すと淡褐色になる。栄養葉のへりは冬は赤味を帯びることが多く、夏には枯れる。
なお、本種と似た種に「アカハナワラビ(赤花蕨)」と「オオハナワラビ(大花蕨)」がある。どちらも、秋から冬に胞子を出し、夏は地上部が枯れる。