peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ

2006年11月23日 | Weblog
岩手県立花きセンターのテイキンザクラ(提琴桜)/
ヤトロファ・インテゲリマ 2006年11月22日




11/22(水)、金ケ崎町六原にある岩手県立花きセンターの「花の館温室」に行きました。この温室の「亜熱帯・沖縄の植物」コーナーに「ヤトロファ・インテゲリマ」という植物が花を咲かせていました。和名は「テイキンザクラ(提琴桜)」。







岩手県立花きセンターの花々 その26:テイキンザクラ(提琴桜)/
ヤトロファ・インテゲリマ 2005年12月15日


岩手県立花きセンター「花の館」温室の「亜熱帯・沖縄の植物たち」の部屋に植えてある「テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ」が花を咲かせていました。名札には、「jatropha integerrima Jacq. 常緑小低木 花は濃紅色 分布:キューバ」と書かれていました。



テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ
トウダイグサ科 タイワンアブラギリ(ヤトロファ)属 Jatropha integerrima
キューバ、熱帯アメリカ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の常緑小低木。高さ1~2mで枝は下垂する。葉は楕円形で先端が尖り、縁が滑らかなもの、中央でくびれるもの、鉾形のものまでいろいろある。

 花は長く伸びる花茎に房状に5~8花まとまって咲き、ピンクから紅色のサクラ(桜)に似た美しい花を開く。花の直径は2~3cm程度。年中咲くが3~5月が盛期。挿し木、取り木で殖やすが、適期は春。別名:「ナンヨウザクラ」

 タイワンアブラギリ属(ヤトロファ属)Jatropha

南北アメリカ、アフリカ、アジアの熱帯、亜熱帯に約125種がある常緑低木または小高木で、まれには多年草もある。葉と花を観賞。枝条には有毒な乳液がある。
 

プロテア・キナロイデス/キングプロテア

2006年11月23日 | Weblog

11/22(水)、金ケ崎町六原の岩手県立花きセンターの「花の館温室」の「南緯40度温室」に植えられている「プロテア・キナロイデス(Protea cynaroides)が花を咲かせていました。「キングプロテア」とも呼ぶようです。




プロテア・キナロイデス/キングプロテアヤマモガシ科 プロテア属 Protea cynaroides Lim.
 南アフリカ(アフリカサバナ気候区)原産で、高さ0.8~1.5mの低木。枝は堅く赤色を帯びる。葉は卵形、長さ8~15cm、幅6~8cmで堅く、縁は赤色。

 花梗は長さ10~15cm。頭状花は直径15~22cmの球形、色は白から桃、桃紫色まで。花期は自生地では5~6月である。南アフリカ共和国の国花。

プロテア(Protea)属には、熱帯アフリカ、特に南アフリカを中心として115種があるという。1~5mになる常緑の低木で、乾燥した水はけの良い土地を好んで生えるという。花は頂生で多数の花が集まった集合花で、頭状花序。それらを囲む苞が美しく、切り花として良く利用されるとのこと。