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10/27(金)、一関市千厩町千厩のショッピングモール「エスピアホール」で開かれていた千厩野草の会の「山野草展」に「スミレ 岩切草」と書かれた名札がついた植物が展示されていました。「イワギリソウ(岩桐草)」のようです。
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イワギリソウ(岩桐草)イワタバコ科 イワギリソウ属 Opithandra primuloides
近畿から西の本州と四国、九州に分布しており、山地(渓谷や沢沿い)の岩場に自生する多年草だが、自生のものは少なくなったという。
毛の多い葉や花の形がキリ(桐)に似ていて、岩の上に生えるのでこの名があるという。
葉や茎は全体に柔らかな細かい毛が密生する。葉は根もとに群がってつき、長さ4~10cm、幅2~10cmの広卵形で先はやや尖り、縁には鈍い重鋸歯がある。
花期は5~6月。長さ10~20㎝の花茎の先に紅紫色の花を10輪ほど、下向きにつける。花は長さ2㎝ほどの漏斗形(ラッパのような形)で、先は5つに裂けている。分布:本州(近畿地方以西)~九州
仲間の「イワタバコ」とは、葉[軟毛なし]で見分けられるとのこと。