peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

バルレリア・クリスタタ(Barleria cristata)

2006年12月13日 | Weblog
岩手県立花きセンターのバルレリア・クリスタタ 2006年11月22日



11/22(水)、金ケ崎町六原にある岩手県立花きセンターの「花の館温室」の亜熱帯温室に「バルレリア・クリスタタ」が長漏斗形で青紫色の花を咲かせていました。




バルレリア・クリスタタ(Barleria cristata)キツネノマゴ科 バルレリア属
Barleria cristata
インド~ミャンマー(東南アジア熱帯気候区)に自生する常緑の低木状の草本(非耐寒性)で、高さ1~1.5mほどになる。葉は長さ6~10cm、幅2.5~3cmの長楕円形で、両端は細く、短毛があってざらつく。
 
花は上部の葉腋に約2cmほどの青紫色の花を穂状につける。花色は青紫色のほか白地にブルーの縞が入るものや白などの品種がある。葉も美しいので、夏期以外も鑑賞できる。
熱帯では周年開花するので花壇の境界などに植栽されるというが、温室などでの開花時期は、5~6月、10~11月。この花が咲き終わった後、ひげのある萼が白っぽくなって、いつまでも残っている。せき、炎症などに薬用として使われることもあるという。

 和名:「クビナガバルレリア」、英名:「Philippine violet」。流通名:バーレリア

キツネノマゴ科(Acanthaceae)バルレリア属(Barleria)は、アジア、アフリカの熱帯に約250種あるといわれ、常緑の多年草または小低木。葉の基部に鋭い刺のあるものや、苞や萼の縁が刺状になるものもあるとのこと。花冠は深く4~5裂する。

なお、下記のWebサイトに素晴らしい花の画像が掲載されています。

http://www6.plala.or.jp/yjok-gw/ [沖縄さんぽみち]

http://ngdryo.exblog.jp/tags/EF-50+1.8/ [桃李不言 下自成蹊:EF-50 1.8]