peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のキカラスウリ(黄烏瓜)

2007年01月19日 | Weblog
キカラスウリ(黄烏瓜)2007年1月19日



2007年1/19(金)、昨日の夕方からチラついていた雪が、今朝は1cmほど積っていました。しかし、10時ごろには溶けてしまいました。
 もしかしたら、東山町公民館(一関市東山町長坂)の駐車場の隅に植えられている「ソシンロウバイ」が花を咲かせているのではないかと思って行ってみました。 さすがに、まだ蕾でしたが、一輪だけ蕾が膨らんでいました。

近くの木に柿の実のようなものがなっていたので、近寄ってみたところ「キカラスウリ(黄烏瓜)」の実でした。




キカラスウリ(黄烏瓜)ウリ科 カラスウリ属
 Trichosanthes Kirilowii var.japonica
林の縁や人家近くの藪などによく見られるつる性の多年草。茎は細く、巻きひげでいろいろなものにからみつきながら伸びる。葉はカラスウリより黄色みの強い緑色で、比較的すべすべしている。

花期は8~9月。白いレースでつくったベールを広げたような花が咲く。カラスウリに比べると花のレース状の広がりが少ない。果実は長さ約10cmの広楕円形で、カラスウリよりはるかに大きく、黄色に熟す。

イモ状にふくらんだ根は多量のデンプンを含み、これから「天瓜粉(てんかふん)」をつくる。分布:北海道(奥尻島)~沖縄