peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・タロウアン(太郎庵)

2007年03月19日 | Weblog
世界の椿館・碁石のツバキ・「太郎庵(たろうあん)」
 2007年2月27日





2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に
行きました。大温室の「わびさび(茶花椿)の景」コーナーに、淡桃
色の花を咲かせた「園芸太郎庵」という名のツバキが展示されていま
した。図鑑に掲載されているものと比べて、花の色が白っぽいと思い
ました。
名札(プレート)には、「園芸太郎庵(えんげいたろうあん)/旧名
:太郎庵(たろうあん)花期:11~4月、花色:淡桃色、大きさ:中輪、
産地:中部」と書かれていました。





ツバキ・「太郎庵(たろうあん)」ツバキ科 ツバキ属
 Camellia japonica "Tarou-an"
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)には、下記の通り記載されています。

 太郎庵(たろうあん)愛知 [花]淡桃色、一重の抱え~筒咲き、
筒しべ、中輪、11~4月咲き。[葉]楕円、中形、強く波曲。
[葉]やや横張りの垂れ性。[来歴]大正期の作出とされるが、関戸
太郎庵の出現でその人気に押された。