一関市東山町のシキミ(樒)の花
2007年5月14日



2007年5/14(月)、一関市東山町長坂にある住宅団地内を
歩いていて、今を盛りと花を咲かせている「シキミ(樒)」
を見つけました。枝を仏壇や墓に供えたり、葬式に使うこと
から、寺院や墓地によく植えられているということですが、
花を見るのははじめてのような気がします。
枝や葉には特有の香りがある。全体に有毒植物。





奥州市衣川区のシキミ(樒)の実 2006年9月30日



2006年9/30(土)、奥州市衣川区に行ったついでに、旧・衣川町
役場の近くにある「一首坂(いっしゅざか)」という史跡に行って
みました。
安倍貞任(あべさだとう)が鬼神のごとく源氏軍と戦ったと伝え
られている「前九年の役」の舞台(現地)です。
一族の固い団結のもと武力で圧倒していたが、出羽の清原一族の
参戦により形勢は逆転し、この地を逃れようとしたとき、源義家が
(下の句)「衣の舘はほころびにけり」と呼びかけたのに対し、
貞任が即座に(上の句)「年を経し糸の乱れの苦しさに」と和歌問
答したといわれる坂です。
この坂道のわきにある民家の庭に「シキミ(樒)」の実が沢山つい
ていました。






一関市厳美町のシキミ(樒)の実 2005年10月

一関市厳美町の厳美街道と呼ばれていた道を歩いていたら、
理髪店の前に果実を沢山つけたシキミ(樒)の木が4本あり
ました。女主人に聞いたら今は亡き父が植えたものだという
ことでした。

シキミ(樒)モクレン科 シキミ属
Illicium religiosum、別名:コウノキ(香の木)、ハナノキ(花の木)
暖地の山地に生える常緑小高木ときに高木。枝を仏壇や墓に
供えたり、葬式に使うことから、寺院や墓地によく植えられ
ている。枝や葉を切ると抹香(まっこう)の匂いがする。
また樹皮や葉からは線香や抹香をつくる。全体に有毒で、特に
果実は猛毒なので注意が必要。
幹は直立し、高さは3~8m、ときに10mにもなる。樹皮は暗
灰色、若枝は緑色。葉は互生し、短柄があって葉身は長さ4~
10cmの長卵状披針形で、厚くて光沢がある。
花期は3~4月。枝の上のほうに集まってついた葉のつけ根に
直径2.5~3cmほどの淡黄白色の花をつける。細い花びらが10
~20枚よじれてつき、澄んだ香りがする。
花後に8~12個の袋果(たいか)がかたまってつく星形に並ん
だ集合果で直径2~3cm。
9~10月ごろ、袋果が熟して果皮が割れ、1個の袋果から黄褐
色の種子が1個ずつ顔を出す。
分布:本州(中南部)、四国、九州、沖縄
2007年5月14日



2007年5/14(月)、一関市東山町長坂にある住宅団地内を
歩いていて、今を盛りと花を咲かせている「シキミ(樒)」
を見つけました。枝を仏壇や墓に供えたり、葬式に使うこと
から、寺院や墓地によく植えられているということですが、
花を見るのははじめてのような気がします。
枝や葉には特有の香りがある。全体に有毒植物。





奥州市衣川区のシキミ(樒)の実 2006年9月30日



2006年9/30(土)、奥州市衣川区に行ったついでに、旧・衣川町
役場の近くにある「一首坂(いっしゅざか)」という史跡に行って
みました。
安倍貞任(あべさだとう)が鬼神のごとく源氏軍と戦ったと伝え
られている「前九年の役」の舞台(現地)です。
一族の固い団結のもと武力で圧倒していたが、出羽の清原一族の
参戦により形勢は逆転し、この地を逃れようとしたとき、源義家が
(下の句)「衣の舘はほころびにけり」と呼びかけたのに対し、
貞任が即座に(上の句)「年を経し糸の乱れの苦しさに」と和歌問
答したといわれる坂です。
この坂道のわきにある民家の庭に「シキミ(樒)」の実が沢山つい
ていました。







一関市厳美町のシキミ(樒)の実 2005年10月

一関市厳美町の厳美街道と呼ばれていた道を歩いていたら、
理髪店の前に果実を沢山つけたシキミ(樒)の木が4本あり
ました。女主人に聞いたら今は亡き父が植えたものだという
ことでした。


シキミ(樒)モクレン科 シキミ属
Illicium religiosum、別名:コウノキ(香の木)、ハナノキ(花の木)
暖地の山地に生える常緑小高木ときに高木。枝を仏壇や墓に
供えたり、葬式に使うことから、寺院や墓地によく植えられ
ている。枝や葉を切ると抹香(まっこう)の匂いがする。
また樹皮や葉からは線香や抹香をつくる。全体に有毒で、特に
果実は猛毒なので注意が必要。
幹は直立し、高さは3~8m、ときに10mにもなる。樹皮は暗
灰色、若枝は緑色。葉は互生し、短柄があって葉身は長さ4~
10cmの長卵状披針形で、厚くて光沢がある。
花期は3~4月。枝の上のほうに集まってついた葉のつけ根に
直径2.5~3cmほどの淡黄白色の花をつける。細い花びらが10
~20枚よじれてつき、澄んだ香りがする。
花後に8~12個の袋果(たいか)がかたまってつく星形に並ん
だ集合果で直径2~3cm。
9~10月ごろ、袋果が熟して果皮が割れ、1個の袋果から黄褐
色の種子が1個ずつ顔を出す。
分布:本州(中南部)、四国、九州、沖縄