2012年12月10日(月)、一関市東山町長坂字柴宿の「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地に植えられているマサキ(正木/柾)が、ピンク色に熟した球形の実を沢山つけていました。球形の実が割れて朱橙色の仮種皮が覗いているものもありました。県道19号(一関大東)線から分岐して団地に入り120mほどの所にある民家の裏側(北側)。
マサキ(柾) ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus japonicus
海岸近くの林に自生する常緑小高木。刈り込みによく耐え、丈夫なので、生垣によく利用されている。高さは2~6mになる。葉は対生し、長さ3~7㎝の楕円形または倒卵形で、縁に鈍い鋸歯がある。厚い革質で表面は光沢がある。6~7月、葉腋から集散花序を出し、直径約5㎜の緑白色の花を多数開く。果実は蒴果で直径6~8㎜の球形。淡紅紫色に熟して3~4つに割れると、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。葉形、樹形などに変異が多いので、多くの品種名がつけられている。オウゴンマサキ(黄金柾)、白覆輪のギンマサキ(銀柾)、白覆輪丸葉のオオサカベッコウ、黄中斑丸葉のダックダンジュウ、白散り斑の十六夜マサキ、葉が小さいミクロフィルスcv.Microphyllus、縁に黄色の斑が入るキフクリンマサキ(黄覆輪柾)cv.Aureovariegatusなどがある。用途:庭木、垣根。栽培:6~9月に刈り込みを行う。梅雨時にウドンコ病の発生が多い。分布:北海道(南部)、本州、四国、九州、沖縄、小笠原、朝鮮、中国。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」「園芸植物」などより]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33241869&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:雪をかぶったマサキ(柾)&雪の花]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=39448674&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のマサキ(柾/正木)の実]