peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのビジンショウ(美人蕉)/ヒメバショウ(姫芭蕉) 2012年11月27日(火)

2012年12月25日 | 植物図鑑

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2012年11月27日(火)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。朝のうちは日差しがありましたが、9時頃から小雪がパラつき出し、10時頃には激しい雪になりました。

花きセンターの東側にある花の館温室は、「南緯40度温室」、「亜熱帯温室」、「北緯40度温室」の3つに分かれており、沖縄から贈られた亜熱帯性の植物が植えられています。

亜熱帯温室の東側通路沿いに植えられているビジンショウ(美人蕉)が、花のように見える朱橙色の苞を幾つもつけていました。花がないときの様子がバショウ(芭蕉)に似ていて小さいことからヒメバショウ(姫芭蕉)の名で呼ばれることもある。

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バショウ科 バショウ(バナナ)属 Musa :は約40種からなり、根茎から次々に吸芽(きゅうが=地下茎から出る側芽)を出し、栄養繁殖をして大きな株をつくる多年草である。もともと東南アジアの熱帯地域の植物で、インド東部からオーストラリア北部にかけて分布し、アフリカや南・北アメリカには自生しない。アフリカには、開花すると株ごと枯死してしまうエンセーテ属が分化している。

バショウ属は、自生では大きな集団をつくることが多いが、その場合は、属内の異なるグループ(節)の種が混じるか、同じグループ内の大型種と小型種が組み合わさるのが普通である。森林を焼き払った焼き畑の跡地に、大草原をつくることもある。バショウ属の自生種は、人間による森林破壊にともなって分布域を拡大してきたといえよう。

バショウ属は、幾つかのグループに分けられる。バショウのグループは、東南アジアの大陸部から西マレーシアの熱帯地域を中心に、約15種からなり、食用のバナナもこのグループの種から栽培化された。ヒメバショウのグループは、10種足らずからなり、インドシナ半島から西マレーシア熱帯地域に分布する。小型だが花序が美しい種が多く、観賞用に栽培される。

ヒメバショウ(姫芭蕉)バショウ科 バショウ(バナナ)属 Musa coccinea

別名:ビジンショウ(美人蕉)。中国南部から東南アジア原産の大型の多年草。偽茎の高さが1~2mのかわいらしいバショウ(芭蕉)である。花茎は直立し、深紅色の苞が美しい。九州南部では露地でも越冬し、切り花用としても栽培される。[朝日新聞社発行「週刊朝日百科・植物の世界115号(バナナ・パイナップル)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38772363&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのヒメバショウ(姫芭蕉)/ビジンショウ(美人蕉)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36680369&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのビジンショウ(美人蕉/ヒメバショウ(姫芭蕉)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/17fbf464e7321f11e9dca828cb7e2c57 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターの花々・ビジンショウ(美人蕉/ヒメバショウ(姫芭蕉)]


岩手県立花きセンターのシンノウヤシ(親王椰子) 2012年11月27日(火)

2012年12月25日 | 植物図鑑

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2012年11月27日(火)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。朝のうちは日差しがありましたが、9時頃から小雪がパラつき出し、10時頃には激しい雪になりました。

花きセンターの東側にある花の館温室は、「南緯40度温室」、「亜熱帯温室」、「北緯40度温室」の3つに分かれており、沖縄から贈られた亜熱帯性の植物が植えられています。

亜熱帯温室の通路中央付近に植えられているシンノウヤシ(親王椰子)が、大きな葉を茂らせていました。

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ヤシ科 フェニックス(ナツメヤシ)属 Phoenix:アフリカ、アラビア、インド、東南アジアの熱帯や亜熱帯に「カナリーヤシ」や「シンノウヤシ」「ソテツジュロ」「イワヤマナツメヤシ」など14種、10変種が分布している。単幹だがまれに分岐、株立ちもある。ナツメヤシの実は唯一のヤシで主食になっている。この属は種間交雑がたやすく、雑種になりやすい。

フェニックス ’ロベレニー’ ヤシ科 フェニックス(ナツメヤシ)属 Phoenix humilis var.loureirii(=Phoenix roebelenii)

インドシナ(東南アジア熱帯雨林気候区)原産の常緑低木で、庭園樹や街路樹などに多く利用されている。和名は「シンノウヤシ(親王椰子)」。幹は単幹、ときに株立ちで高さ2~5m、径5~15cmになる。幹の表面は古い葉柄の基部が小突起状に残る。若木では褐色の繊維が網状につき、古くなるとやや湾曲する。羽状葉はやわらかく長さ1~1.5m、表面は光沢のある緑色で、裏面は淡緑色で優美。葉元の近くには長い刺がある。八丈島では切り葉にする。雌雄別株。小鉢から大鉢まで利用できる。管理:耐寒性があり0℃で越冬。コモ巻き等防寒すれば零下3~5℃ぐらいまで大丈夫。実生で殖やす。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&下記Webサイトより]

http://hanazukusi.exblog.jp/10495032/ [花の仲間調べ:親王椰子(シンノウヤシ)]

http://www.h2.dion.ne.jp/~yokoen/robereni-.htm [シンノウヤシ(ロベレニーフェニックス)のページ]

http://www.ramble-among-flora-of-miyazaki.com/sub73-25.html [シンノウヤシ]

http://t-webcity.com/~plantdan/mokuhon/syousai/sagyou/si/sinnnouyasi.html [GKZ植物事典・團伊玖磨植物事典・シンノウヤシ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38928455&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのシンノウヤシ(親王椰子)/フェニックス’ロベレニー’]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=36568591&saved_changes=1&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのシンノウヤシ(親王椰子)/フェニックス’ロベレニー’]