peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのトックリヤシ(徳利椰子) 2012年11月27日(火)

2012年12月20日 | 植物図鑑

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2012年11月27日(火)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。朝のうちは日差しがありましたが、9時頃から小雪がパラつき出し、10時頃には激しい雪になりました。

花きセンターの東側にある花の館温室は、「南緯40度温室」、「亜熱帯温室」、「北緯40度温室」の3つに分かれており、沖縄から贈られた亜熱帯性の植物が植えられています。

亜熱帯温室の「南緯40度温室」側に植えられているトックリヤシ(徳利椰子)が、名前通りのトックリ(徳利)のような幹をしていました。

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トックリヤシ(徳利椰子) ヤシ科 トックリヤシ(マスカレナ)属 Mascarena lagenicaulis

マスカリン諸島(アフリカ熱帯雨林気候区)原産の非耐寒性常緑高木。単幹、高さは普通3~5m、大きいものは15~18mになる。幹は基部から2mぐらいまでトックリ状に肥大し、灰褐色となり、葉は羽状葉でアーチ状にのびる。小葉は少ない。雌雄同株(単性花)。管理:/耐寒力は弱く、越冬には15℃は必要。実生で殖やすが生育は遅い。

同属にトックリヤシモドキMascarena verschaffeltii があるが、トックリヤシのようには膨らまず、円柱状。マスカリン諸島(アフリカ熱帯雨林気候区)原産。単幹、高さ6~10m、径60~70㎝。葉数は少ない。雌雄同株(単性花)。

[誠文堂新光社発行「熱帯花木と観葉植物図鑑」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/tokkuri-yasi.html [トックリヤシ(徳利椰子)]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-k/naiyou/tokkuriyasi0.htm [トックリヤシ(米村花きコンサルタント事務所)]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/green/others/tokkuriyasi.htm [トックリヤシ]

http://www.j-bee.com/nagashima/zouen/yasi/yasi-toltukuri.html [トックリヤシ ボトルパーム 販売:長島植物園]

http://oponopono.blog64.fc2.com/blog-entry-121.html [豊かに成功するホ・オポノポノ とっくりやし!徳利椰子! トックリヤシ!]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38733042&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのトックリヤシ(徳利椰子)]

 


岩手県立花きセンターのバナナ  2012年11月27日(火)

2012年12月20日 | 植物図鑑

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2012年11月27日(火)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。朝のうちは日差しがありましたが、9時頃から小雪がパラつき出し、10時頃には激しい雪になりました。

花きセンターの東側にある花の館温室は、「南緯40度温室」、「亜熱帯温室」、「北緯40度温室」の3つに分かれており、沖縄から贈られた亜熱帯性の植物が植えられています。

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亜熱帯温室の「南緯40度温室」側に植えられているバナナが大きな花をつけた状態で実を沢山つけていました。

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バナナ   バショウ科 バショウ(バナナ)属 Musa acuminata

サンジャクバナナ(三尺バナ)Musa acuminata cv.Dwarf Cavensish

マレーシア原産の矮性のバナナで、葉の長さ1~2m、幅30~60cmで、表面に白いロウ物質が特に多い。仮茎の高さは2~2.5mぐらいになり、葉は幼苗のころから30~40枚ほど出るが、次々に外部から枯れ、10枚ぐらい残ったところに花がつく。食用になる。ちなみに、「三尺バナナ」の名前の由来は、「三尺(約90cmぐらい)」ぐらいの背丈でも実がつくことによる。英名はDwarf banana

バショウ属(バナナ属)は、アジアを中心にアフリカ、オーストラリア、太平洋諸島などに約40種分布している。大型の多年草で、幹と呼ぶ部分は葉鞘が繁密に抱き合ってできた仮茎である。食用または観賞用。バナナはBananaで英名。

「バナナ」は、インド原産で、東アジアから中国にかけて分布している高さ2~3mぐらいになる常緑多年草(草本)。「Musa acuminata」は、食用になる果物バナナの原種で東南アジアに広く原生している。果実を食用にするため、世界の熱帯地方に、くまなく広まったという。バナナの栽培の歴史はとても古く、5000年以上も前から栽培されているとのこと。姿がバショウ(芭蕉)にそっくりなので「ミバショウ(実芭蕉)」とも呼ばれる。

植物としては、幹のように見える部分は、葉鞘が密についてできた「仮茎」といわれるもので、茎の一種といわれている。また、その先端に大きめの葉がつく大型になる多年草のひとつである。葉は中央の脈の左右に支脈が平行に並び、強い風が吹くと支脈に沿って裂けやすい。小さい苗の状態から、大きくなっていくにつれて下葉が黄色くなって枯れて行き、トップ部分がどんどん新芽を出して生長して行く。

なお、「サンジャクバナナ」は、小さめの頃は、葉に赤い斑が入っているのが特徴で、大きくなってくると徐々になくなってくる。株が充実していき10枚くらいになったところで花が咲けば何段にも分かれた果実がつくようになるという。花は赤紫色の大きな苞葉のつけ根に多数並んでつく。

生食用、料理用に多くの品種があるが、栽培されているバナナは全て種子なしだという。多くは3倍体の品種で、長い年月の間に選択育成されたものという。よく温室に植えられている高さ2mほどの小形のものは、三尺バナナという品種で、育て易くよく結実する。果実ができると、その株は枯れてしまうので、そばに出ている子苗を育てる。花序は幹の先端につき、苞は赤紫色をしている。花は両性花で、苞の基部近くに雌花を、先端の苞の間に雄花をつける。果実がつくと何段にもなりながらバナナの実がついてきて、だんだん垂れ下がってくる。熱帯の植物なので寒さには弱く、室内で育てる場合でも10~15度は必要とのこと。

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/a602421474fadea51d849b75bf71b1bd [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのサンジャクバナナ(三尺バナナ)]

http://www.takeda.co.jp/kyoto/area/plantno26.html [サンジャクバナナ(武田薬品工業株式会社京都薬用植物園]

http://www.okibanana.com/sanjyaku/sanjyaku.html [三尺バナナ(沖縄バナナ紹介サイト)]

http://www.weblio.jp/content/%E4%B8%89%E5%B0%BA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8A [三尺バナナとは:植物図鑑 Weblio辞書]

http://g-kamu.com/htm/sanjaku.htm [サンジャクバナナ(ムサ・アクミナタcv.)]