「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地1)には、世界13カ国550種の椿と四季折々の花卉(かき)が植栽展示されていますが、出入口を入り、エントランスホールを通り、大温室に入ると沢山の椿が植栽展示されていました。その中に植栽された‵加賀小絞(かがこしぼり)’という名の椿が極淡桃色地に小絞りが入る、一重、椀咲き、中輪の花を咲かせていました。このツバキは金沢市の金子虎雄の自然実生種から選抜したものだそうです。
ツバキ(椿)’加賀小絞(かがこしぼり)’ ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica cv.Kaga-koshibori
[産地]石川(金沢市) [花]極淡桃色地に小絞りが入る、一重、椀咲き、筒しべ、中輪 [花期]11~4月 [葉]楕円、中形、平坦 [樹]立性、やや弱い [来歴]金沢市内の民家(金子虎雄)の「加賀八朔(カガハッサク)」の自然実生種から選抜、1967年に中村良弌の命名・発表。
[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会・編「最新日本 ツバキ図鑑」&下記Webサイトより]
http://homepage1.nifty.com/tokuya/ver2/page/tubaki/koten/kagakosibori.htm [加賀小絞り 椿華園]
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/ringyo/tubaki/data/kagakosibori.html [石川県/かがこしぼり(加賀小絞)]
http://www.nagominoniwa.net/blog3/2013/06/post_804.html#h130613-4 [Weblog「和みの庭」2011~2014:加賀小絞ほか]