2015年1月11日(日)、「お裾分け」と言って「温州蜜柑」に良く似た蜜柑を我が家に持ってきてくれた人がいます。妻が受け取って蜜柑の名前も聞いたのだが忘れてしまったという。ウンシュウミカン(温州蜜柑)によく似ているが、ちょっとだけ違う。ほとんど全部が四角ばった感じだし、中の袋に包まれた果肉にはほとんど全部に種子が入っていました。食べてみたら甘くて温州蜜柑と変わりない食感でした。下記の図鑑には「現在は、正月の鏡もちの上に乗せる葉つきミカンとして出回る程度」とあるので、これは「キシュウミカン(紀州蜜柑)」ではないかと思います。(全部が「葉つき」なのもそのためではないかと思いました。)
キシュウミカン(紀州蜜柑) ミカン科 ミカン属 Cirtus kinokuni
別名:コミカン、ホンミカン。江戸時代の豪商・紀伊国屋文左衛門が江戸に運んで売り、財をなしたことで知られる柑橘類。明治中期までは日本の代表的ミカンだったが、ウンシュウミカン(温州蜜柑)の普及で激減した。現在は、正月の鏡もちの上に乗せる葉つきミカンとして出回る程度。日本の気候に適したミカンで、強健で比較的栽培も容易だが、果実が小さく果重40g程度で種子があるのが欠点。果肉は柔らかく、甘くて果汁も多い。栽培種に、やや大きく扁平な’平紀州’、タネ無しの’無核紀州’がある。[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド㉑野菜・果物」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%B3 [キシュウミカン:Wikipedia]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%9E%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%B3 [サクラジマミカン:Wikipedia]
http://www.botanic.jp/plants-ka/kishum.htm [Shu(^^)Homepage,キシュウミカン]