2018年10月4日(木)、奥州市前沢の住宅街にある民家の庭に植栽されているコムラサキ(小紫)が、紅紫色に色づいた実を沢山つけていました。
コムラサキ(小紫)/コシキブ(小式部)クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 Callicarpa dichotoma
葉や果実などがムラサキシキブ(紫式部)より小ぶりなのでこの名がある。コシキブ(小式部)ともいう。湿地のそばなどに稀に生える落葉低木。果実が美しいので、庭や公園などに広く植えられている。ムラサキシキブ(紫式部)といって植えられているのはほとんどがコムラサキのほうである。高さは1~1.5mになる。枝は細くて紫色を帯び、先が垂れ下がっているものが多い。葉は対生し、長さ3~7㎝の倒卵状楕円形で、縁の上部だけ粗い鋸歯がある。花期は6~7月。葉のつけ根から少し離れた所から柄を出し、淡紅紫色の小さな花が多数群がって咲く。花は長さ約3㎜。果実は直径約3㎜の球形で、10~11月に紫色に熟し、葉が落ちた後も残ってよく目立つ。果実が白いものをシロミノコムラサキというが、シロシキブの名で売られていることが多い。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より] https://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/コムラサキ