2019年2月16日(土)、岩手県北上市の江釣子ショッピングセンター・パル1階の「ジョイスタジオ」で開催中[2/15(金)~2/17(日)]の第9回オーキッドクラブ岩手の洋らん展を観に行ってきました。強風と降雪が心配されたのですが、まずまずの天気でたすかりました。
会場の奥の方の展示台に一つだけ花を付けた「フラグミペディウム・シュリミイ」という洋ランが展示されていました。
ラン科 フラグミペディウム属 Phrogmipedium(Phrag.)
約15種が中、南アメリカに分布し、地生または着生する。中~大型で常緑性。形態はパフィオペディルム属Paphiopedilumに似る。茎はごく短く、幅狭い葉を左右に数枚展開する。葉は線状披針形、革質。花茎は茎頂より生じ、直立または斜上、ときに分枝し、2~多花をつける。花は全花同時に開花する種と、1花ずつ順次開花して長期間にわたる種とがある。側萼片は2個が合して下方につき、唇弁は袋を形成する。雄蕊は2個。花粉塊は粉粒質から粘質まで変化がある。属名はギリシア語のphragma(分割、隔壁)とpedilon(上靴)の2語からなり、子房に隔壁があって3室に分かれていることによる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]