【二条城】天守閣跡を背景にした梅が美しい名所
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徳川家康が天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として築城した「二条城」。1867年(慶応3年)には15代将軍慶喜によって、二の丸御殿(国宝)の大広間で「大政奉還」が発表されたことでも有名です。絢爛たる桃山文化の遺構であり、徳川家の栄枯盛衰と長い日本の歴史を見つめてきた二条城は、世界遺産に登録されています。
その二条城内の南西部に梅林があります。城内に梅は約100本あり、そのほとんどがこの梅林に植えられています。梅林の歴史はそう古くはなく、1954年(昭和29年)に整備されました。紅梅、白梅、桃色梅、1本の木に紅白の花を咲き分ける源平咲き分け、枝垂れ梅などがあります。特に天守閣跡や内堀をバックにした光景が美しいといわれています。
梅林で実った梅は、毎年地元の方が収穫を行い、それらを活用した商品の販売収益を二条城に寄付されているそうです。
【梅の見ごろ】2月下旬~3月中旬
二条城
住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
TEL:075-841-0096
開城時間:8:45~16:00(閉城17:00)
入場料:一般620円、中高生350円、小学生200円