開花した頼朝桜=鋸南町役場で© 東京新聞 提供
鋸南の「頼朝桜」開花宣言 佐久間ダムでライトアップ予定(東京新聞 1月27日)
千葉県鋸南町は二十六日、町役場庁舎前に基準木として植えている「頼朝桜」の開花を宣言した。開花時期は前年とほぼ同じという。町では、戦いに敗れた源頼朝が竜島(りゅうしま)海岸に上陸し再起をはかったという故事にちなみ、河津桜を頼朝桜と名付けている。
この日は晴天で、五輪の開花が確認された。銚子地方気象台によると、最高気温は木更津市で八・〇度、館山市で九・一度だった。
頼朝桜は、佐久間ダム周辺や保田(ほた)川沿いなどを中心に町内に約一万四千本が植えられ、見頃に合わせて佐久間ダムで竹灯籠を設置してライトアップする予定。
頼朝桜まつりの期間中(二月十一日〜三月十二日)、保田駅前観光案内所で午前九時〜十一時半、JR東日本の「駅からハイキング」(約八キロコース、約三時間半)の参加を受け付けている。(山本哲正)