© iza (左から)大城房子(原田美枝子)、矢作知洋(井之脇海)、青柳暢子(黒島結菜)(C)NHK
NHK朝ドラあすの「ちむどんどん」8月26日OA第100話あらすじ 矢作(井之脇海)が房子(原田美枝子)と気まずい再会も…
(iza 2022/08/25 08:15 )
女優の黒島結菜が主演を務め、沖縄料理に夢をかける主人公とそのきょうだいたちの姿を描くNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(総合など)の第100話が26日、放送される。
沖縄が本土復帰した1972年、西洋料理のシェフを目指して上京した青柳暢子(黒島)は、大叔母の大城房子(原田美枝子)が営む一流レストラン、アッラ・フォンターナで修業をスタート。その後、子供の頃、地元やんばるで家族ぐるみで交流した和彦(宮沢氷魚)と再会し、2人はやがて惹かれ合うようになった。紆余曲折を経て、暢子と和彦は79年に結婚。披露宴で沖縄料理を振る舞い、参列者の笑顔を目にした暢子は、沖縄料理の店を開くと宣言した。
© iza (左から)青柳暢子(黒島結菜)、二ツ橋光二(高嶋政伸)、大城房子(原田美枝子) (C)NHK
だが、兄の比嘉賢秀(竜星涼)がねずみ講に引っかかり、違約金の支払いを求められると、暢子が独立資金として貯めてきた200万円を肩代わり。開業を諦めかけた暢子だったが、義兄の石川博夫(山田裕貴)が海外旅行のために貯めていたお金の援助を申し出た。ピンチから一転、計画が順調に進むかと思われたが、ねずみ講騒動が週刊誌に載ってしまい、これがキッカケで和彦は東洋新聞を退社した。
ドラマは第20週「青いパパイアを探しに」(第96~100話)が放送中で、暢子から妊娠の報告を受けた房子は、開業を延期するよう命じた。独立と出産・育児の両立にこだわる暢子と改めて話し合った房子は、開店に向け「店の味を任せられる料理人を雇う」など3つの条件を出した。
適材探しに苦戦する中、暢子は、食い逃げで捕まった矢作知洋(井之脇海)と再会した。フォンターナの先輩だった矢作は独立後、自分の店が倒産。借金返済のためフォンターナの権利書を持ち出し、房子たちに大迷惑をかけた過去があった。暢子は、そんな彼に店を手伝ってほしいと頼むが、矢作は「料理なんてコリゴリだ」と断った。
第99話(25日放送)で、和彦の仕事が決まる中、暢子はまだ矢作を探し続けていた。房子たちも協力するが、なかなか彼の居場所は見つからない。
一方、やんばるでは、妹の歌子(上白石萌歌)が、幼なじみの砂川智(前田公輝)の協力を得て、初ライブに挑戦。しかし、緊張から大きな声が出ず、観客からヤジが飛ぶ中、歌子はステージから逃げ出してしまった。
帰宅後、歌子は追いかけてきた智と言い合いになるが、智は歌子の歌が大好きで、レコード歌手になることを諦めないなら、応援したいと伝え、歌子を励ました。そして、からかっているつもりはないと言い、自分が歌子のファン第1号になると力を込めた。そんな2人のやりとりをかげで母の優子(仲間由紀恵)が聞いていた。
第100話で、暢子は、矢作に自分の店で働いて欲しいと望んでいるが、矢作は頑なに拒む。暢子は沖縄県人会会長、平良三郎(片岡鶴太郎)の協力で、姿を消していた矢作を見つけ、彼をフォンターナに連れていく。矢作は房子と気まずい再会を果たすが、房子はそんな矢作のために意外な準備をしていた。