つちのこ、カメラシリーズⅥ
OLYMPUSーPEN S f3.5
私が18歳の時に買ったものです。
全てマニュアルのカメラで、写真を勉強するにはいいカメラでした。
レンズはとても小さく、28mmf3.5のDズイコーです。同じボデーでf2.8付もあり。
当時の価格6000円は小遣いでも買え安かった。
写りのよさは最高級のカメラに匹敵するほどで、Dズイコーの評判とおり。でも ハーフサイズなんでカラーネガで撮ると、プリントはざらざらで、カラーフィルムが出来て間もない頃のフィルム技術ではいかんともしがたい。このカメラが真骨頂を発揮出来るのは、微粒子の白黒フィルムを使い微粒子現像できた時で、それは、それはクリアーでシャープな画像。
Dズイコーはレンズが4枚構成、Eズイコーはレンズが5枚構成、Fズイコーは6枚構成となっていた。つまりDズイコーはテッサータイプのレンズです。
距離は目測
シャッターはB…250
絞りはf3,5…f22
フィルム巻上げは背面ノブ
フィルムカウンターは手動合わせ
フィルムは裏蓋をライカのようにはずして入れます
こんな安いカメラでも、滑り止めのシボシボにオリンパスのロゴが誇らしげに
6000円のカメラでしたが、造りには手抜きがありません
中身がギッシリ詰った道具で、メーカーの姿勢が良くわかります
28mmレンズなんで、ほとんど出っ張りはありません
小さいけど、ずっしり重い
フィルムがハーフサイズなんでブレは禁物ですが、比較的ぶれにくい
フルム入れの儀式です
当時のニコンFやライカなどと同じように底にあるノブを回して、裏蓋をハズシます。
ボディーを丈夫にする為と私は解釈していますが、他の理由でもあるのかわかりません。
この状態でフィルムを入れるのは速いし確実ですが、外でこの作業は時間がかかります。
このペンを使ったのは大学生の頃、わずかだったので新品に近い状態です。
ペンS f3.5の記事②
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105
ペンEE3の記事
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc
ペンDの記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601
リコーオートハーフの記事
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070203
ツチノコカメラのペンで撮った写真
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a6a3017724ad891d03e5e9b9d0b8a640?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime
ペンSで撮影した白黒写真
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101206
キャノン・ダイアル35の記事
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070125