先日アメリカの下院議会が金融法案を否決した。
これから上院で可決する予定らしいから、先はわからない。
ただ、否決した理由が、アメリカ国民のウオール街への反発心を汲んだものとしているのが納得。
経済を引っ張っているのがウオール街だけど、景気の良いときは55億円のボーナスまで貰う人がいて、景気が悪くなったら国がなぜウオール街を救済しなきゃならないんだ、ということだった。
バブルが弾けた日本の時は、話題にも問題にもならなかった。情報操作があったんでしょう。いわゆる銀行救済があったが、銀行破綻の恐怖のみ強調されていた。
もしかして銀行破綻は良いことなのかもしれない、という議論はされたのだろうか?
今回のアメリカ下院議会の議決は意表をつかれたが面白かった。
アメリカには日本以上に貧富の差がある。人の生涯賃金が天文学的に開いているのは、おかしいとアメリカの国民のダイブは気がついているのでしょう。そんなに人の価値が違っていいのか??
ある程度の修正は、資本主義に必要だ。