【クラシック音楽道場(Live)】
ドビュッシー《アラベスク 第1番》 ~ 楽曲解説・和声解析(7日目・最終回)
【クラシック音楽道場(Live)】⑦ドビュッシー《アラベスク 第1番》 ~ 楽曲解説・和声解析(7日目、《アラベスク》最終回)71小節(再現部)~最後まで
ご視聴いただきありがとうございます。こちらの動画は、お手元に楽譜をご用意されて、一緒に書き込みながら勉強していただけたら有意義かと思われます...
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本日♪ 2020年12月23日(水)夜21時21分 開始~
ご覧いただけましたら幸いです♪
放送開始から約45分間は、楽曲の解説・解析の勉強時間として
その後、free talk timeを設ける順番となっております。
どうぞ、チャットにてお声掛け・ご参加いただけましたら嬉しいです!
よろしくお願いいたします♪
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【楽曲】 ドビュッシー作曲《アラベスク 第1番》
71小節(再現部)~
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↓今までの放送内容【録画動画】と目次キャプション↓
【生配信】ドビュッシー《アラベスク 第1番》 ~ 楽曲解説・和声解析(1日目)
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0:00~ ドビュッシー《アラベスク 第1番》楽曲解説・和声解析(1日目)
3:13~ この曲は何調の音楽?
3:30~ 1小節、冒頭のコードネームは「A(エー・メジャー)」、だけどA-Durイ長調の曲ではなく
4:50~ 2小節終わり、音楽が落ち着いて聞こえる
5:20~ 5小節終わり、「B79th」で終わるフレーズは中途半端な雰囲気、〔D79属九〕
7:30~ 〔ドミナント(属和音)〕という和音は〔トニカ主和音〕に落ち着きたい力
7:42~ 6小節、Miの音が〔第I音、主音〕、「E(イー・メジャー)」が〔主和音〕
8:38~ 5小節、〔ドミナント〕でフレーズが終わる〔半終止〕
10:00~ 2小節、〔トニカ〕でフレーズが終わる〔全終止〕
10:35~ 音の持っている雰囲気から調性を判断する
10:57~ クラシック音楽において、曲名の後に「何調」という習慣あり、他ジャンルの音楽においても調性はもちろんあり
13:00~ 1小節「A」で始まってはいるけど、調性はE-Durホ長調の音楽、楽譜の各段に書き込むことによって理解度を深める
15:26~ 〔半終止、全終止〕は音楽における〔文法〕の問題と名付けてみました
15:57~ 「アラベスク」は「唐草模様」という意味あい、1,2小節は単旋律、3小節~声部が増えて、
17:12~ 〔楽節〕の縦線を書いて、フレーズを分かり易く
17:30~ 3小節~、左手が2声、右手も2声、合わせて〔四声体Soprano, Alt, Tenor, Bass〕の作曲法は、J.S.バッハに通じる伝統的な音楽
20:06~ 2小節、Re♯〔導音〕は、〔主音〕Doに解決・落ち着きたい意味ある音
21:21~ 2小節〔全終止〕で減衰
21:55~ まだ3小節へと続く感じもあるから、括弧減衰
23:47~ 【II,IV,VI和声解析法】、サブドミナント系の音に盛り上がりを書きだす
25:35~ 「音楽は数える芸術」、古代ギリシアにおいて音楽は「理系」(リベラルアーツ・自由学科の一つ)
26:05~ 主音を第I音として、〔トニカ〕の和音は第I,III,V音「奇数」で出来ている
27:23~ 「I,III,V(奇数」)に対して「II,IV,VI(偶数)」は【緊張緩和の関係】=【二元論】
29:35~ 1小節、始まりの左手Do♯は〔第VI音〕で開始する素敵さ・美しさ
30:35~ ①②拍目は〔IV度の和音〕〔S(大文字=長調のサブドミナント)〕
31:39~ 2小節、①拍目のLaは〔第IV音〕、だけど2小節かけて下降音型、だから括弧盛り上がり→(<)
33:24~ 3小節①拍目のFa♯は〔第II音〕、②拍目の右手Do♯は〔第VI音〕、Fa♯は〔第II音〕、楽譜に松葉クレッシェンドあり、切なくも美しい〔II,IV,VI〕の音達
35:00~ 4小節、右手メロディ②③④拍目に〔第VI、II、IV音〕、5小節②拍目もLa〔第IV音〕
35:56~ 5小節、最後の音は右手Fa♯〔第II音〕左手La〔第IV音〕だけどフレーズ終わりだから盛り上げない、【II,IV,VI和声解析法】は、全ての〔II,IV,VI〕を盛り上げるのではなく、拍頭など、大事なII,IV,VIを見つけ出すのがコツ
37:26~ 4小節、左手の③拍目はDo♯〔第VI音〕、スラー終わりだから(<)
38:06~ 【括弧】は便利、世の中の「白黒、グレーゾーン」の判断の仕方に相通ずる
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↓以後free talk time
43:25~ ドビュッシーにおける【ペダル】の使い方
43:43~ ドビュッシーは楽譜にほとんど「Ped.」を書いたことは無い、だけど
45:00~ 曲集《版画》において、ドビュッシー自身が書いた「Ped.」が珍しく!ある
51:52~ ドビュッシーの【曲の最後におけるペダルの使い方】
57:30~ 楽譜への【書き込み】について
58:25~ 【楽譜を見ながら演奏するスタイル】、暗譜で弾くことをやめた理由
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【クラシック音楽道場(Live)】ドビュッシー《アラベスク 第1番》 ~ 楽曲解説・和声解析(2日目)
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0:00~ ドビュッシー《アラベスク 第1番》楽曲解説・和声解析(2日目)
1:45~ 調性は♯4つのE-Durホ長調、楽節、1-2小節は単旋律、3小節~四声体
3:16~ 【II,IV,VI和声解析法】、Miを主音・第I音とし、そこから数えた〔II,IV,VI〕の音に盛り上がりを書きだす
4:02~ 6小節~、右手の旋律、②③④拍頭は〔II,IV,VI〕は無い、拍裏に細かく色々ある
5:54~ 7小節④拍目、Do♯は〔第VI音〕だけどフレーズ終わりだから大きくしなくていい
6:13~ 抑揚を括弧→(<)、という書き方をすることで、《アラベスク》の旋律の微妙な美しさを表現・解析
8:13~ 7小節、左手①拍目裏にDo#〔第VI音〕をちょっと(<)感じる
8:52~ 7小節、「c#minor」〔VIの和音〕から8小節〔トニカ、Iの和音〕に〔変終止〕
10:00~ 2小節では〔導音→主音〕〔D→T〕で〔全終止〕
10:28~ 〔VIの和音〕はサブドミナント系、〔Iの和音〕の平行でもあり、ドイツで言われる〔IVの和音〕の〔Gegenparallel反対平行〕の関係にもある、故にサブドミナント系でもありトニカ系でもある
11:47~ 〔サブドミナント→トニカ〕は〔変終止〕、俗称〔アーメン終止〕、〔VI→I〕はちょっと痛いお祈り!?なぜなら短調の和音があるから。〔IV→I〕は安らかな祈り
13:25~ 〔全終止〕はデクレッシェンドがセットの場合が8割がた
14:22~ 〔変終止〕は〔サブドミナント〕が関わるから、心のこもりやすい終止
15:08~ 10小節、ちょっと新しいフレーズ、点線で楽節感を書く
16:10~ 左手のFa♯は〔第II音〕、拍裏の〔II,IV,VI〕はそこまで大事に感じなくてよさそう
17:22~ ヨーロッパの書き方?、書いたものを塗りつぶして書き消す、消しゴムを使わって無かったことにするのではなく。ブラームス曰く、考えの蓄積になる!?
18:18~ 11小節①拍目裏の左手Do#は〔第VI音〕をちょっと感じて(<)
19:03~ 12小節①拍目の左手Laは〔第IV音〕大事に、③拍目のDo#〔第VI音〕大事にせず(うるさくなってしまう)
20:13~ 11小節、右手メロディ、②拍目Do♯〔第VI音〕ちょっと(<)
21:00~ ①拍目、コードネームは「f#m7」に、右手Siは入っていない和声外音
21:42~ 〔12度〕という音程は協和音、〔11度eleventh〕は不協和音のぶつかりを、「×」して音符とともに丸で囲って書き出す
23:20~ 音楽における【濁りは美】、協和音の落ち着きもあり
23:49~ このぶつかる不協和音は〔倚音〕、大事
24:52~ 12小節①拍目も〔倚音〕、倚音は次の音へ減衰、協和音へ溶け入る感じ、緊張緩和
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↓以後free talk time
29:47~ 動画①、②~と続けて、まとまった1曲《アラベスク第1番》の全解説・解析とする予定
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