ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

蓼科

2008年05月01日 | Weblog


世の中連休中の人は多いらしく、「蓼科」は結構な人
出。
いつもなら、殆ど駐車していないプール平の駐車場も、
今日は止まっている。
と言っても、全体の四分の一程度だが。
昔に比べると、年々寂しくなってきている「蓼科」で
あるが、観光面では困ったことであろうが、個人的に
は人が少なくて、嬉しい。
ただ、使われなくなった別荘、そして手入れの行き届
かない林などが取り残されるので、うらぶれた雰囲気
が出てくるので良くない。
今回、回ったところなど、すでにそんな雰囲気が感じ
られた。
斜面を使った別荘地なので、結局使い勝手が悪いのと、
そこに至る道も良くないので(中心地に近いが、坂と
道幅)あまり使わなくなるのだろう。
最初は小奇麗だったであろうと思われる別荘が、すっ
かり変わり果てた姿を晒していたりする。
多分、建てたのは20年位前の、まだバブルの頃だと
思う。
持ち主も、世代的に交代の時期であろう。
しかし、次の世代はもう使いたくない。
自分達で掃除して、食事の用意をするなどという別荘
ライフは面倒くさいのではないだろうか。
けっか、放置される。
ますます、木の手入れはしなくなるから、周りは鬱蒼
としてくる。
そうなると、高原にも拘らず、風通しの悪い別荘周辺
は、夏場に空気がこもりむっとするなどという不快な
場所となってしまう。
実際、夏場、周辺を散歩すると、暗くむっとするよう
な所がところどころあるのだ。
そんな時、こんなところによく別荘建てたなと思う。
これは、「蓼科」に限らず、どこの別荘開発地に共通
することなんだろう。
理想は、手入れされた森(林)と人の少なさである。
そこに、一休みできるセンスの良いカフェでもあれば
言うこと無い(人が少ないというのはそういう商売が
成立たないということだから条件的には矛盾するが、
飽くまでも理想だから)。

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