ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

誘導の世界

2010年06月11日 | Weblog


金と政治の関わりなど、良い悪いは別として聖人君子でも無い限り不可避の問題だと思うが、どうもマスコミはこのことに関しては、自分たちを棚に上げ異様に盛り上がる。もっと追求すべき大事なことがあるだろう、と思わずにはいられないのだが、瑣末なことでも正義は我になんて思っているのかも知れない。単に、足を引っ張っぱる行為にしか見えないのだが。特に、事務所の費用などという、どちらかというとどうでもいいことに熱を上げる様は滑稽ですらある。それより、議員定数削減、議員年金廃止、ついでに海外視察廃止と多分多くの人が納得するような議員自身の痛みを伴う政策提示、そしてその後年金問題解決、財政健全化のための止むを得ない国民の痛みを伴う増税、このような道筋を提示する真っ当な報道でもできないのだろうか。政治の力学など、殆ど芸能ニュースと変りない。支持率がどうのこうのというのも、どうでも良いことである。政治家が駄目だ駄目だと言ってるが、そのアシストをしてきたのはマスコミでもあるのだ。それにしても、ワイドショーのコメンテーターというのも要らないなあ。

岡ちゃんは、コンセプトは間違ってないなどと言っていたはずだが、ここに来て急にバタバタといろいろいじくりまわしている。迷走状態と言ってもいい。これだったら韓国戦後に監督交代した方がまだ良かった(最後のチャンスだった)。今までの何年間は何だったのだろうね。
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