ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

壁の実力

2010年06月26日 | トマソン


昨日一昨日の「ダーティービル」は、雨に濡れ汚さ倍増したものだが、その雨も、いい風にアシストする場合がある。それが今回の壁。元々ある模様に、絶妙な雨の染みを加え、殆ど芸術作品の仕上がりとなっている。「ダーティービル」と同じく松本で発見したものだが、車で通り過ぎたとき視界の隅に入り、これは何としてもゲットせねばと、わざわざ有料駐車場に止めて現場に引き返し撮ったのだ。この雨の染み具合は、その時の降雨状況に左右されるので、今回のような作品には二度と会えないと考えたほうが良い。正に一期一会の世界である。それ以前に、土台となる壁の実力があっての話ではあるのは言うまでもないこと。
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