岡ちゃんはやるときはやる男だと思っていた、としれっと言いたいところだが、全く予想の外れた結果でここは素直に謝るしか無い。それと、本田は救世主などではないなどと言ったことも完璧に外れ、今回のWCは予想は悉く外れる。それにしても、本番でここまで岡ちゃんの采配がズバリ当たるとはねえ(松井の起用も)。デンマークの守は強いので、カメルーンのようには行かないと思うが(ここで性懲りも無く予想を入れてしまったが)、一勝しただけでもうノルマ達成という雰囲気になってるから(全敗予想が大勢だった)、取り敢えず岡ちゃんとしてはベストフォー宣言もなし崩し的に冗談として葬ることが出来、ほっとしていることだろう。手のひらを返したような、周囲の見る目の激変も感じつつ。
きのうの試合に関しては、前回のオーストラリア戦のような、リードしていても、相手の圧力にやられいずれ得点されるぞ、というような雰囲気はなく上手く守れていた。それ程あぶないという感じはなかったので、ここ最近の日本代表の中では本当に特異ともいうべき試合運びだった。それは、阿部ちゃん含めてのファイブバックがベースにありそれが機能してたわけだが、このファイブバックに関しては、かねがね自分の主張してたことであると言い訳がましく指摘しておきたい。それと、俊輔外しと内田外しも。唯、大久保外しも主張していたので(しかも声高に)、言い訳もイマイチ説得力が欠けるのだが、これも言い訳の宿命というものだろう。
何だかんだ言いながら、いざ日本が勝つと、勝利に湧く街の風景などというニュースを喜んで見てしまうのは、まだまだ修行が足らない証拠である。それよりは「はやぶさはやぶさ」。