韓国の一点目はちょっともったいなかった。ところで、松本に行ったとき、「デリカテッセン.マルク」に寄ったのだが、調度昼時ということもあり、女子大生(近くの信大の学生か、それにしてはちょっと垢抜けた感じではあった)のような年頃雰囲気の女性客が五人ほどいて、なにやら賑やかに商品を受け取るのを待っていた。ここで嫌な予感がした。それは各自それぞれに商品を受け取り、それぞれに清算するのか?というものだった。予感は的中、案の定時間がかかった。どうせ一緒に食べるのだろうから、まとめて精算して、あとで自分たちの分を精算すればいいのにと思うのだが、そうなると自分たちの余計な手間がかかる。まあしょうがないかという気もするが、予め予約してあったようにも見えたから。しかし、その分じっくり商品ケースを見られたから良しとしよう。
で、今回珍しくサンドイッチがあり、それを注文した。一種類だけだが、「ナスとチーズのサンドイッチ」というあまりというか過去見たことないものだったのでついつい買ってしまったのだ。で、興味津々に食べてみると、そのナスは要するにラタトゥイユのナス版というものだった。ちょっとまえ、キウリ(本来はクルジェットだがキウリでもいける)とナスが余ってたので自分で作ったばかりで、その味とこれまたよく似ていたのだ。ただ、ここのはドライトマトも使ってるように見えた(独特のジャムっぽい酸味の濃さを感じた)。正直、ラタトゥイユかとがっかりした。因みにパンは、麦の粒がまるまる入ったやつ(何ていうパンだったか?)。一方のチーズは、クリームチーズのスプレッド。味的には「boursin」のにんにく入りの方。ただ、マーガリンを使ってるように感じた。
それぞれは、その通りの味で、予想以上のものはなかったのだが、せっかくこういう組み合わせにしたのだから何か意図があるはずだ、と一緒に食べてみると、確かに単独で食べるよりは相乗効果的なプラスアルファがあり旨かった。これも、組み合わせの妙というものだろうかと、ちょっと感心した。