定点観測しているお寺の池を覗きに行く。この池は、シーズンになるとわんさか「ルリボシヤンマ」が羽化するため池である。今日は大分暖かいが、風が矢鱈と強い。虫類もあまり期待できそうにない。池はちょっと高い位置にある。その途中に咲いてる花には、こんな名も知らぬ蜂類がいただけ。
そして、風が強い中、その風に煽られるように飛んでいた蝶がこの「スジボソヤマキチョウ」。決して死んで風化途中なわけではない。この蝶は越冬すると、このようにぼろぼろ染みだらけになるので有名。しかし、この状態では死んでるとしか思えない。
池に着くと、何故か空蝉が。もう羽化か?早すぎると思ったが、どうやら去年のものが残ってたようだ。池の中にはヤマアカガエルの姿と、大量の卵が。一部孵化していた。その他は「マツモムシ」が見られただけだった。まだまだ生き物の気配は薄い。(写真:拡大注意)
ところで、家の庭では去年植えたウスバサイシン(盗掘ではなく、栽培ものを買ったもの)がめでたく発芽した。花もつけているが、この写真では良く分からない。しかもこの写真に写ってる左は元々ある「フタバアオイ」で右が「ウスバサイシン」という同じ仲間どうしなので余計に判り辛い。