ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

無用門 無用窓

2011年11月14日 | トマソン

 

昨日に引き続き近所の物件を。この建物、今まで見た回数は何百回、いや何千回かもしれない。見ての通りの洋館で、なかなか風情があるのだが、芸のない色の塗り直しなどで徐々に味がなくなりつつある。そしてその間、いくつかの構造の変化もあった。唯、そのことに気がついたのも最近のことで、どうも色の塗り直しなどで誤魔化されていたようなのだ。まずは1の部分。しっかり「無用門」であった。そして2、3、4の部分。これは「無用窓」だ。これだけ揃っていたのに気がつかなかったとは。無用となった矩形部分が、全体の中ではデザインの一部のように見えるのだ。全く違和感がない。そう言えば、同じように「無用門」と「無用窓」の組み合わせのものが松本にもう一件あった。しかし、こちらの方はその存在感がかなり薄い。相当消したかったようである。

松本には、更にもう一件あった(お宝の宝庫である)。この物件くらい過剰になると、否応なしに視線を引きつける。

 

コメント