ピカビア通信

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五輪 サッカー

2011年11月28日 | サッカー

 

五輪予選の「日本代表対シリア」を見る。この前のフル代表の北朝鮮戦は、一番の目的は怪我をしないというものであったので、何事もなく無事に終わってよかったが、今回の五輪予選も、実はそれほど重要なものではないと思っている(五輪のサッカーに対して疑問)。唯、見れば絶対勝ってほしいと思う。シリアはシリアで、国内情勢がこんな時にサッカーなんてやってていいのかと思わないわけではないが、強いことは強かった。実際同点にされたときは、これで逆転負けかと思った。一般的に中東のU22は体も出来上がっていて、どこも結構強い。しかし、その割にはその後が伸びないのが特徴でもある。結果2-1で勝ったが、次回のアウェーでどうなるか、というところである。ここまできたら勝ち上がってほしいが。

ゲロメッティYは五輪サッカーでも相当入れ込んでいて、下手に負けたりするとこの世の終わりかと思うくらいに落ち込む。そして直ぐに、もう日本のサッカーは駄目でしょう、と始まる。その都度、五輪で活躍した国がそのまま伸びるわけではないとか、五輪代表がすべてフル代表になって大活躍するわけではない、全ては個人の進歩の問題だ、などと言って慰めるというかその極端な反応を諌めるのだが、全くYに関しては進歩はない。一喜一憂振りは変わらない。それより不思議なのは、普段は自分のこと以外全く考えない人間が、サッカーの日本代表となると急に日本人になり、日本代表が自分の全てであるかのように振舞うところ。こんな末端からもナショナリズムの熱狂は始まるのである。

 

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