音樂の正体, 渡邊健一, ヤマハミュージックメディア, 1995年
・音楽の正体に、その「構造」から迫る、音楽理論の入門書。同名のテレビ番組の内容をまとめたものだそうですが私は未見です。『音楽の』と謳ってますが、実際の内容は『西洋音楽の』です。
・以前、楽典の教科書を買い、勉強しようとしてみましたが途中で挫折しました。あまりに無愛想というか、その『意味』がつかめないまま、ひたすら丸暗記するようなところに耐えられず。おかげで今でも、ほとんど楽典の知識の無いまま楽器を弾いています。「♯2つは何調?」と聞かれても、ナント、出てきません。そんな "音学" 音痴の私でも最後まで読み通せる内容です。卑近すぎるほど卑近な例えを豊富に使い、音楽理論を丁寧に解説しています。特に、例示の楽譜がハ調に統一してあると、曲間の比較が容易で曲の構造が非常に理解しやすいです。「こういう仕組みになっていたのか!」と膝を打つ個所多々有り。
・手元にピアノかキーボードを置いて、音を鳴らしながら読み進むと、よりよく理解できると思います。
・『やさしい!』とか『誰でもわかる!』などという言葉が売り文句の本の中にあって、成功している稀有な例だと思います。本格的な楽典への橋渡しとして、音楽理論をちょっとかじってみたい人や、過去、私のように楽典の勉強に挫折したことがある人にもオススメしたい一冊です。ただし現在絶版ですが。
・結局この本を読んでも、「♭3つは何調?」には答えられないのですが、かなり勉強になりました。是非続編を望む。
・「では一体その音楽の正体を知るにはどうしたらいいか? 「構造」を理解することが最も早道だろう。」p.4
・「どんなに難しいシンフォニーでも中学生に説明できないものはないと言っていい。音楽は今まで難しく語られすぎたのだ。」p.5
・「I度は、その調の中心になっている和音なので、いわばダンナ役。「トニック」とも呼ばれる。そのI度をガッチリと支える頼もしい女房役がV度。「支配する、権力のある」という意味の言葉である「ドミナント」という言い方で呼ばれるぐらいだから、やはり1つの調のなかでは山の神としてデンとかまえた存在なのだ。そのV度(妻)と似た働きをするけれども、V度よりはずっと安定感に欠ける存在なのがIV度。いわばI度の愛人役といったところだろう。「サブドミナント」と、やはり妻、ドミナントのサブ役の名で呼ばれる。」p.12
・「音楽という芸術が自由とはほど遠い存在であるがゆえに、逆に殻を破りたいという強烈な衝動が生まれ、その衝動が見事にエネルギーへと転化するからこそ、音楽は感動を生みだせるのである。それこそが音楽の正体なのだ。」p.21
・「行っていいコード、いけないコード 基本的和音進行
●Iは何にでも進める
●IIはVにしか進めない。
●IVはVI以外何でも進める。
●VはIとVIにしか進めない。
●VIはI以外何にでも進める。」p.22
・「親友の親友、つまりドミナントのドミナントが曲中で突然鳴るわけである。ハ調で言うなら、ハ調にとってト調のドミナントは一切関係がない。それがイキナリ鳴る、というのは雑踏の中で急に親友の親友と知り合うかのような心地よいショックがあるのだ。」p.68
・「本来メロディーは、和音の中にある音を鳴らすのが原則なのだ。原則通りの曲は次の「キラキラ星」。」p.86
「経過音のようにハザマにヒョイと現れるわけでなし、補助音のようにまとわりついている主体性のない音ではなし、掛留音のように前の小節から丁寧に予告されているというものでもない、イキナリ現れて、ガーンとかます、これが非和声音の女王、倚音の正体なのだ。」p.89
・「言ってみれば恋の上手な女のコたちが男をくどくときのテクニックに似ているのかもしれない。ふたりで部屋にいてだんだんムードが出てきた、よーしそろそろ行くぞという時になぜか「私帰る」とイキナリ言う。「そりゃないんじゃないの」と男がたじろぐと「私を好きじゃないならね」とくる、当然「好きダヨ、好きだヨ、好きに決まってるじゃん!」となる。甘いなァ、甘い……、なかなか遭遇することのない甘い瞬間である。 この、「私帰るゥ」とすねたように突然言うテクニック、これが正に「倚音」なのだ。」p.90
・「チョーキングのテクニックとは、とりも直さずアドリブで倚音を作るテクニックのことだったのだ。」p.97
・「リムスキー・コルサコフの名人芸によって本当にあの曲は信じられないぐらい写実的に熊ん蜂の飛ぶ様を描いてはいる。しかし、全くタイトルを知らされずにあの曲を聴いて、一体何人がちゃんと熊ん蜂だと答えられるだろうか……?(中略)タイトルは音楽の(へたをしたら)半分ぐらいの要素かもしれない。それほど重要な役割を担っているのである。」p.126
・「つまり音楽は、宗教や行事(社会生活)や文学等、音楽以外の何かといつも一緒くたにされて作品化される存在だったのである。 しかし18世紀末、ヨーロッパのど真ん中フランスで革命が起こった。教会と貴族と王がナントいっぺんに倒されてしまったのだ。」p.129
・「和音の中で大事なのは、和音の根っ子に当たる根音と、その上で幹となる第3音。この2つは省略したら木が倒れてしまうわけで、なかなか省略できない。できるとすれば枝葉末節というぐらいだから葉の部分に当たる第5音だ。」p.140
・「トニックという男性的な存在のかなめの音とドミナントという女性的な存在のかなめの音を両方持っていて去就がハッキリしない。両方の第3音をなぜか一人で持っているという両性具有の和音、それがIII度の和音の特徴だ。」p.141
・「音楽理論では、あたかも和音が転回しているようだというわけで、これを転回形と呼ぶ。一回ひっくりかえっているのが第1転回形、2回ひっくりかえっているのが第2転回形。ひっくりかえればひっくりかえるほど、安定性信頼性を失っていくという傾向がある。」p.152
・「だからどんなに複雑に作られている音楽でも、ほぼこの四声に還元できるといっていい。したがって、ソプラノ・アルト・テノール・バスという名称は何もオペラの時だけではない、音楽の声部の基本(つまり音域別の役割分担の基本)となっているのである。」p.163
・「つまりシャンソンの4分の3とは、4分の3と言いつつ、実は4分の12に似た複合拍子的なアクセントの構造を持っていたのである。」p.180
・「ソナタ形式とは要するに弁証法なのだ。『正―反―合』と構成原理は一致する。反定立との矛盾葛藤をのりこえて一段高次の『合』に達する喜び、人類にとって普遍のドラマなのであろう。」p.205
・「2回同じことをくりかえさない。これは音楽の鉄則と言ってもいい。」p.211
・「年末になるとふだんクラシックを聴かない人も大挙押しかける第九。いつもはクラシックにアレルギーがある人も、なぜ第九にだけは素直に感動できるのか? それが最も原初的な音楽形式・変奏曲であるからだ。」p.216
・「音の高さを示すセントという単位で書いたのが上図。一見しておわかりのように、「レの♭」より「ドの♯」の方が高い音なのだ。この違いをバイオリンはちゃんと弾き分ける。逆に弾き分けられなければ、バイオリニストとは言えない。」p.218
・「人間は飽きやすい動物である、前と同じはイヤ、といつも工夫をしていたい動物である。前の人が1分間に3回転調したなら、自分は4回転調してやろう。4回転調していたなら、5回転調してやろう…。(中略)そして遂にワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」になると、ほとんどいつも転調している、というとんでもない状態にまで立ち至ってしまった。」p.223
・「ひと行程終えるまで(バロック期から無調期まで)にクラシックは200年、ジャズは50年、ロックは20年。メディアの発達によるためだろうか。音楽はどんどん消費される速度を増しているようなのである。」p.224
・「「平均律」遺伝子が注入された時と同じように強力な新遺伝子がやはりまた必要な時代に来ているのだろうか? だとしたら、これから迎える21世紀、私達は大変幸せな時期に生きていることになる。音楽が再び新たに輝きはじめる正にその時に、同時代人として居合わせることになるからだ。」p.226
《チェック本》池辺晋一郎 『オーケストラの読みかた―スコア・リーディング入門』学研
・音楽の正体に、その「構造」から迫る、音楽理論の入門書。同名のテレビ番組の内容をまとめたものだそうですが私は未見です。『音楽の』と謳ってますが、実際の内容は『西洋音楽の』です。
・以前、楽典の教科書を買い、勉強しようとしてみましたが途中で挫折しました。あまりに無愛想というか、その『意味』がつかめないまま、ひたすら丸暗記するようなところに耐えられず。おかげで今でも、ほとんど楽典の知識の無いまま楽器を弾いています。「♯2つは何調?」と聞かれても、ナント、出てきません。そんな "音学" 音痴の私でも最後まで読み通せる内容です。卑近すぎるほど卑近な例えを豊富に使い、音楽理論を丁寧に解説しています。特に、例示の楽譜がハ調に統一してあると、曲間の比較が容易で曲の構造が非常に理解しやすいです。「こういう仕組みになっていたのか!」と膝を打つ個所多々有り。
・手元にピアノかキーボードを置いて、音を鳴らしながら読み進むと、よりよく理解できると思います。
・『やさしい!』とか『誰でもわかる!』などという言葉が売り文句の本の中にあって、成功している稀有な例だと思います。本格的な楽典への橋渡しとして、音楽理論をちょっとかじってみたい人や、過去、私のように楽典の勉強に挫折したことがある人にもオススメしたい一冊です。ただし現在絶版ですが。
・結局この本を読んでも、「♭3つは何調?」には答えられないのですが、かなり勉強になりました。是非続編を望む。
・「では一体その音楽の正体を知るにはどうしたらいいか? 「構造」を理解することが最も早道だろう。」p.4
・「どんなに難しいシンフォニーでも中学生に説明できないものはないと言っていい。音楽は今まで難しく語られすぎたのだ。」p.5
・「I度は、その調の中心になっている和音なので、いわばダンナ役。「トニック」とも呼ばれる。そのI度をガッチリと支える頼もしい女房役がV度。「支配する、権力のある」という意味の言葉である「ドミナント」という言い方で呼ばれるぐらいだから、やはり1つの調のなかでは山の神としてデンとかまえた存在なのだ。そのV度(妻)と似た働きをするけれども、V度よりはずっと安定感に欠ける存在なのがIV度。いわばI度の愛人役といったところだろう。「サブドミナント」と、やはり妻、ドミナントのサブ役の名で呼ばれる。」p.12
・「音楽という芸術が自由とはほど遠い存在であるがゆえに、逆に殻を破りたいという強烈な衝動が生まれ、その衝動が見事にエネルギーへと転化するからこそ、音楽は感動を生みだせるのである。それこそが音楽の正体なのだ。」p.21
・「行っていいコード、いけないコード 基本的和音進行
●Iは何にでも進める
●IIはVにしか進めない。
●IVはVI以外何でも進める。
●VはIとVIにしか進めない。
●VIはI以外何にでも進める。」p.22
・「親友の親友、つまりドミナントのドミナントが曲中で突然鳴るわけである。ハ調で言うなら、ハ調にとってト調のドミナントは一切関係がない。それがイキナリ鳴る、というのは雑踏の中で急に親友の親友と知り合うかのような心地よいショックがあるのだ。」p.68
・「本来メロディーは、和音の中にある音を鳴らすのが原則なのだ。原則通りの曲は次の「キラキラ星」。」p.86
「経過音のようにハザマにヒョイと現れるわけでなし、補助音のようにまとわりついている主体性のない音ではなし、掛留音のように前の小節から丁寧に予告されているというものでもない、イキナリ現れて、ガーンとかます、これが非和声音の女王、倚音の正体なのだ。」p.89
・「言ってみれば恋の上手な女のコたちが男をくどくときのテクニックに似ているのかもしれない。ふたりで部屋にいてだんだんムードが出てきた、よーしそろそろ行くぞという時になぜか「私帰る」とイキナリ言う。「そりゃないんじゃないの」と男がたじろぐと「私を好きじゃないならね」とくる、当然「好きダヨ、好きだヨ、好きに決まってるじゃん!」となる。甘いなァ、甘い……、なかなか遭遇することのない甘い瞬間である。 この、「私帰るゥ」とすねたように突然言うテクニック、これが正に「倚音」なのだ。」p.90
・「チョーキングのテクニックとは、とりも直さずアドリブで倚音を作るテクニックのことだったのだ。」p.97
・「リムスキー・コルサコフの名人芸によって本当にあの曲は信じられないぐらい写実的に熊ん蜂の飛ぶ様を描いてはいる。しかし、全くタイトルを知らされずにあの曲を聴いて、一体何人がちゃんと熊ん蜂だと答えられるだろうか……?(中略)タイトルは音楽の(へたをしたら)半分ぐらいの要素かもしれない。それほど重要な役割を担っているのである。」p.126
・「つまり音楽は、宗教や行事(社会生活)や文学等、音楽以外の何かといつも一緒くたにされて作品化される存在だったのである。 しかし18世紀末、ヨーロッパのど真ん中フランスで革命が起こった。教会と貴族と王がナントいっぺんに倒されてしまったのだ。」p.129
・「和音の中で大事なのは、和音の根っ子に当たる根音と、その上で幹となる第3音。この2つは省略したら木が倒れてしまうわけで、なかなか省略できない。できるとすれば枝葉末節というぐらいだから葉の部分に当たる第5音だ。」p.140
・「トニックという男性的な存在のかなめの音とドミナントという女性的な存在のかなめの音を両方持っていて去就がハッキリしない。両方の第3音をなぜか一人で持っているという両性具有の和音、それがIII度の和音の特徴だ。」p.141
・「音楽理論では、あたかも和音が転回しているようだというわけで、これを転回形と呼ぶ。一回ひっくりかえっているのが第1転回形、2回ひっくりかえっているのが第2転回形。ひっくりかえればひっくりかえるほど、安定性信頼性を失っていくという傾向がある。」p.152
・「だからどんなに複雑に作られている音楽でも、ほぼこの四声に還元できるといっていい。したがって、ソプラノ・アルト・テノール・バスという名称は何もオペラの時だけではない、音楽の声部の基本(つまり音域別の役割分担の基本)となっているのである。」p.163
・「つまりシャンソンの4分の3とは、4分の3と言いつつ、実は4分の12に似た複合拍子的なアクセントの構造を持っていたのである。」p.180
・「ソナタ形式とは要するに弁証法なのだ。『正―反―合』と構成原理は一致する。反定立との矛盾葛藤をのりこえて一段高次の『合』に達する喜び、人類にとって普遍のドラマなのであろう。」p.205
・「2回同じことをくりかえさない。これは音楽の鉄則と言ってもいい。」p.211
・「年末になるとふだんクラシックを聴かない人も大挙押しかける第九。いつもはクラシックにアレルギーがある人も、なぜ第九にだけは素直に感動できるのか? それが最も原初的な音楽形式・変奏曲であるからだ。」p.216
・「音の高さを示すセントという単位で書いたのが上図。一見しておわかりのように、「レの♭」より「ドの♯」の方が高い音なのだ。この違いをバイオリンはちゃんと弾き分ける。逆に弾き分けられなければ、バイオリニストとは言えない。」p.218
・「人間は飽きやすい動物である、前と同じはイヤ、といつも工夫をしていたい動物である。前の人が1分間に3回転調したなら、自分は4回転調してやろう。4回転調していたなら、5回転調してやろう…。(中略)そして遂にワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」になると、ほとんどいつも転調している、というとんでもない状態にまで立ち至ってしまった。」p.223
・「ひと行程終えるまで(バロック期から無調期まで)にクラシックは200年、ジャズは50年、ロックは20年。メディアの発達によるためだろうか。音楽はどんどん消費される速度を増しているようなのである。」p.224
・「「平均律」遺伝子が注入された時と同じように強力な新遺伝子がやはりまた必要な時代に来ているのだろうか? だとしたら、これから迎える21世紀、私達は大変幸せな時期に生きていることになる。音楽が再び新たに輝きはじめる正にその時に、同時代人として居合わせることになるからだ。」p.226
《チェック本》池辺晋一郎 『オーケストラの読みかた―スコア・リーディング入門』学研
受験前に死ぬほど勉強しましたけど、今となっては果たして…。
純正律と平均律、どちらも物理をしっかり学ばないとなかなか理解しがたい、音楽って物理だなぁと思う瞬間が多々あります。
フーガの構造について、対位法とかの本を読んでも、まるで数学ですよね。音楽って、もともと学問なんだなぁとふとした瞬間思います。
逆に、ガムラン音楽とかの非西洋音楽、5音階法とかでも立派に音楽として成立している。むしろスピリチュアルな感動さえ覚える。日本の雅楽も、リズムという概念の無い音楽だったりするわけで。そのような音楽を知ることも、理論にがんじがらめになっている西洋音楽を客観的に振り返るいい機会になるのかな?と思います。
結局、西洋音楽も理論が先に確立されて、その結果成立した、というものでは無いのかも知れませんね。理論なんて結局後付けで、その結果コ難しくなっちゃったのかも。どっかの誰かが変に学問学問してしまったがために制約を受けてしまったというか。平行五度が禁則なんて誰が決めた?
でも、少ない和声でいかに効率の良い響きを得るか、というのが対位法なわけで、やっぱり知らなきゃ出来ないものなのかな?
まあ、必要ないとは言いませんけどね。是非、この本読んでみたいです!
「なーんにもわかってないくせに妙に音楽とお友達」
な、ぴかりんさまはスゴイ人です。うらやましいです。
16小節の曲に伴奏を付け、2種類の変奏をその場でやらなければならない時があって、私が好んで使ってたの、「イオン」です♪これ、イオンって読むんですよね??
あのぅ…対位法で駄目って言われてることをやってる曲はたくさんありますが、駄目なのにあえてやってることに意味を感じられた時、私は楽しいです。知ってて良かった知識だったなーって思えます。
って、偉そうに書いたものの、間違えがあったらスミマセン!!
わかるともっと楽しくなることは音楽理論にはたくさんあるかと思います。適当に頑張ってください。
感じたままに動き回って弾くぴかりんさまでも充分な気はしますが♪
ほんとですか!?純正律ではレ♭よりド♯の方が低かったような…
とりあえず、だんさんの件について
>「レの♭」より「ドの♯」の方が高い音なのだ。」ほんとですか!?
そのページの写真はコチラ
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調べてみたところ、本ではピタゴラス律について述べているようです。
正確に書けば、以下のようになるでしょうか。
「(ピタゴラス律では)「レの♭」より「ドの♯」の方が高い音なのだ。(しかし純正律では逆)」
参考↓
http://homepage2.nifty.com/Klarinette/harmony2.html
初心者向けなので、細かい説明は省いちゃってるんですね。どうしてわざわざピタゴラス律を引き合いに出しているのかは謎です。