アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

庭園美術館でラリック展…♪

2021-07-17 09:30:11 | Weblog
一昨日、東京都庭園美術館で開催中の『ルネ・ラリック リミックス』を鑑賞してきました。
きっかけは電車の乗り換えのため駅構内を移動していたときに目にしたポスターです。
わぉ、ラリック…
箱根にラリック美術館があって行ったことがあるけど、このご時世、箱根まで出かけえるのもねぇ…ラリックの名品、観たいなぁ…。
ってわけでWebで日時を予約、入口でQRコードを見せると入場整理券を発券してくれます。

          

久しぶりに見るラリックの作品の数々、美しい、綺麗、華やか、可愛らしい、そしてカッコイイ…
ネックレスやペンダントヘッドなど、ちょっと身に着けてみたいなぁって思いました。
白鳥をモチーフにした指輪の展示ケースの上方にはそのデザイン画を額装して展示してありましたけど、その画だけでも一つの作品として完結してるんじゃないかな…。
女性をモチーフにした作品も結構な数ありますが、ラリックによって描かれた女性の身体は本当に、嫋やか(タオヤカ)と表現するのが相応しい優美な姿態です。
うん、うん、ニンフってこうよね、バッカスの巫女ってこうだわよねぇ…
もしも周りに誰もいなかったら、それらのポーズを真似して動いてたかも。
ジュエリー製作から花瓶や香水瓶、蓋物などの装飾品へ、そして建築の一部となる装飾品へ、さらに日用品へと時代とともに変化していきます。
一度はどこかで目にしたことのある作品などもありましたが、いずれもが会場となっている旧朝香宮邸の各部屋と上手く呼応しているようでした。
それもそのはず、旧朝香宮邸こそラリックが活躍した時代、アール・デコの香気をふんだんに取り入れた邸宅だからでしょう。

          

展示品だけでなくその展示室もまた素晴らしい工芸品といってもいいですよね。
良いお天気で、広いお庭の植物の多様な緑色は鮮やかで優しく、とても気持ちのいい午後のひと時でした
ちなみに普段私が愛用している香水はラリックの<ル・パルファム>…んふふふ…

          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする