魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

長崎外国人居留地写真展

2025年02月18日 | マイナー探訪

本日は長崎ネタです。

長崎市以外の方には退屈でしょうが、ジモティ、じげもんには興味を引くかもです。

 

 

「長崎外国人居留地写真展」が開催れておりましたので市立図書館へ。

大浦バンドと言われる大浦海岸通りのいにしえの画像です。

今は海の部分が埋め立てられ、路面電車が通り、幹線道路となっています。

 

この場所が台風でやられた画像がこちら。

まあこんなこともあったのでしょう。(ポスターとは反対向きになってます)

1800年代後半~明治や大正の頃の写真が多かったです。

 

 

ワンブロック内陸の通りがこちら。(ホテルモントレ長崎やマワタリバイク店がある通り)

このあたりは木造や石造りの洋館もいくつも、いや、いっぱいありました。

上野彦馬の写真とともに日本で最もたくさん古写真が残っているような場所。

そのすぐ近所で私は生まれ育ちました。ですからこれらの写真はとても親しみがあります。

ほぼみんな壊されましたが、子供の頃にもかろうじて残っていた建物もありました。

 

 

この写真展、図書館の玄関を入るとすぐ右手に大きな居留地の写真が引き伸ばして展示されています。

私が見て、そう、ここ、ここ、と思う場所です。というか毎日のように通る場所でもあります。

 

基本的にこの大浦川の写真の奥に我が家があります。

真ん中奥に白くつぶつぶ見えるのは外人墓地(国際墓地と今は言う)でうちの近所です。

当時は段々畑ばかりだったのですよねえ。

 

 

ここも大浦川の通りです。現在は路面電車が走ります。

写真右側の道は孔子廟のある通りではないでしょうか。

 

 

多分その後、こんな感じに。こちらが新しい光景。家がいっぱい!

電柱が立っている通りの入り口(よく見ると郵便ポストがある)は上の写真の、孔子廟がある通りだと推測します。

 

 

大浦天主堂へ続く坂道(オランダ坂のひとつ)はこちら。写真左側の坂道ね。

現在はお店が立ち並び観光客へのお土産屋通りとなっています。

 

 

グラバー邸の写真もいろいろとありましたが、これが一番印象的。

蛍光灯が反射しましたがお許しください。

写真下のタイトル「グラバー邸と一本松」。

 

かつて小学生の頃、「グラバー邸」はありましたが、ほぼ単体で、まだ「グラバー園」という

大きな施設にはなっていませんでした。

 

草むらで開けた場所でよくボール遊びとかやっていたのですが、「一本松に行こうで~!」

と言って遊んでおりました。それがまさにここですね。

 

高校生になるころ大事業が始まり、「グラバー園」となったのです。

それまでは草っぱらが段々畑のようになって子供たちの遊び場でした。

 

そんなこんなの昭和30年代生まれでも楽しめる写真展、心に沁みました。

 

本日はスミマセン。かなりの超ローカルネタを書いてしまいました。

まあ、明日からのブログは普通の路線へと戻りますね。

 

 

コメント (2)
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