（↑こちらも夫が大好きな「金魚草」）
長らくわたしのブログを読んでくださってる方は、
「あ、この話ね」と合点がいくことと思います。
凝り性の夫の話です。
最近は、
特に何ってことがなかったのですが、
今から1ヶ月ほど前。
突然、帽子の話になって。
前にカンカン帽を買った話ってしましたっけ？？
こちらのカンカン帽、
なんと20年くらい、欲しい欲しいと言ってたんです。
月亭可朝さんが被ってた、あのカンカン帽ですよ。
とうとうゴールデンウィークに渋谷ヒカリエで買って、
夏の間は被っていってました。
そして季節は変わり・・・。
いつの間にか買ってた帽子は？？
あの、
デビッド・スーシェ演ずるエルキュールポアロがよく被ってた、
頭頂が丸い、黒いフェルトの帽子！
↑流石に、出張のこの日は帽子は被っていきませんでした（笑）。
手に入れたら、
家の中で何度も何度も被って、
「いいだろう？」
「似合うだろう？？」
「似合うと思うんだよな」
まーさんの前でも被り、「どう？」
まーさん、笑って「面白いね」だって！（笑）
この言葉は、その通りの言葉なのに、
正直にものいうまーさんが
「変だ！」と言わなかったものだから、
もう褒め言葉くらいに思い込んでる夫。
車通勤なのに、
家を出るときは、その帽子を被り、
車に乗ったら脱いで、
また車を降りたら被ってるようで。
駐車場から自分の部屋まで100メートルもない！
「職場で被って歩いてても、周りの反応がないんだよね」
って時々ぼやいてる。
彼の名誉のために言いますが、
似合ってないことはないのですよ。
本人、かなり古風な顔立ちだから。
でも、そんな帽子、今は誰も被ってない！
厳密に言えば、
若い人でオシャレな人が被ってて、
年配者は誰も被ってない！
（昔は逆だったのですけどね）
「どうしたおじ（い）さん？？」
という目で若い人たちからは見られるのではないかと
妻のわたしは大変心配しているのでありまして。
夫は誰も振り返ってくれないとぼやいてましたが、
逆に「ああよかった」と思ったわたし。
ギョッとされ振り返られなかっただけでもよかったかな。
周りはかける言葉もないのかな？（笑）
夫、職場に蝶ネクタイで行くわ、
カンカン帽で行くわ、
サスペンダーをつけ懐中時計を持って
ボーラーハットで行くわで、
わたしはいつもハラハラドキドキ。
でも本人は本当に満足げで、
人がどう思おうと関係ないから、
わたしも口出しせず。
とにかくブリティッシュテイストなものがお気に入りなんです。
いくら夫婦でも、
人の趣味にはとやかく言えませんもの。
志茂田景樹さんじゃないけど
もうおじいさんだから、
思い切ったファッションもいいかもです（笑）。
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