手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

長野旅4・栗とアートの小布施散策(その3)〜高井鴻山記念館&和紙の中條〜

2024-08-26 | ぶらぶら編





2024夏・長野旅

小布施散策の続きです。

お付き合いいただければ嬉しいです。




長野・小布施は、

かの葛飾北斎が晩年に何度も訪れ、滞在し、

多くの作品を残した地としても有名です。
(実はわたし、今回知ったのですけど)


だから、すごく期待していた「北斎館」。

北斎の作品をこの目で見ることができると

ワクワクしてたんですが・・・。



直前に調べたら、なんとなんと休館の最中。

実際、広い駐車場もがらんとしてて。






↓こちらは「北斎館」の横にある懐かしい郵便ポスト。
この北斎館の斜向かいが、わたしたちが食事をした「寄り付き料理蔵部」。
この道を挟んでポストの反対側が「小布施庵」で、こちらの横から
「栗の小径」が始まっています。





見ることができなかったのはとても残念でした。



そこで、気を取り直して

もう一つ、

栗の小径の途中にある、

「高井鴻山記念館」を訪れてみました。



↓「栗の小径」の遠く向こうに看板のようなものが見えるでしょ。
その左側(向かい側)が「高井鴻山記念館」です。





正直なところ、

この方の名前は全く存じ上げていなかったのです。


目を引いたのは、ちょうど

2024年町政施行70周年記念夏季特別展として、

「妖怪大集合」とあったからです。




妖怪??

ポスターが貼られているのを見て、

さらに興味を持ってしまいました。

そこに描かれている妖怪たち、

なんともおどろおどろしいのですが、

一方でユーモアがあるというか。



↓こちらは正面入り口。
わたしは反対側の「栗の小径」から入場しました。








この高井鴻山という方は、

この地の豪農で、

家業の傍ら、葛飾北斎をはじめ名だたる絵師に絵画を学びました。

彼の残した作品は花鳥画や山水画など様々なのですが、

中でも晩年に没頭したのが妖怪画だったようです。


最初の頃は着色した妖怪を描いていましたが、

次第に墨一色の濃淡で描くようになったとのこと。

描かれた妖怪たちは、

彼の師や友人たちを写したものではないかと言われています。
(記念館のポスターから)














どの絵もすごくユーモラスで個性的。

水木しげるの漫画を見ているようで、

水木さん、この方から影響を受けられたのではとさえ思いました。


この記念館、

高井鴻山宅なのですが、

その建物を見学するのもなかなか良かったです。












そしてもう一つ、

わたしが予定に入れていたのが、

「和紙の中條」。








和紙小物がたくさんありました。








最初は絵手紙に使えそうな和紙を探そうと思いましたが、

あまりの小物の多さと面白さで、

そっちに目がいってしまって。


結局最初に目があった、出目金を買ってしまいました(笑)。
(写真左下のレジ下に何匹か色違いが飾ってあります)









本命の北斎館は見られませんでしたが、

思いがけずの出会いもあり、

アートも少しは楽しめたかなと思いました。



小布施滞在時間は、13時過ぎから16時半まで。

かなり暑い日でしたので、

ちょうどいい時間だったかなと思います。


汗をかきかき小布施駅に戻り、









予定よりも一本早い電車で長野駅に戻って、

ホテルにチェックイン。

その後少しゆっくりしました。


でもこの日は、まだ別の大きな予定を入れてて。

それは次回に!




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コメント (2)
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