手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

2024年夏の映画、『ブルーピリオド』を観る

2024-08-17 | ドラマ・映画・漫画・youtube
(↑映画を見終えて、お腹ペコペコ。天ぷら定食を食べました)





まーさんがショートに出かけた午後。

台風は来てましたが、夕飯を食べに出かけるのに合わせて、

映画を一本見てきました。


ネット予約せず久しぶりに飛び込みで。

もうスタート時間を過ぎてましたが、

最初の10分くらいは予告編なので、

ギリギリ大丈夫で、最初から観ることができました。





最初は、今やってる映画、

何かないかな〜くらいの調子でした。


眞栄田郷敦くんだったり、高橋文哉くんだったり、

わたし的に推しの俳優さんが出てたのが目に止まった最初。


内容を少し読むと、なかなか熱い話のようだし。

ちょっと見てみるかくらいの気持ちで。


ところがところが!

とても胸が熱くなる

見てよかったなあと思える映画でした〜〜。


「高校生が大学受験に向かって頑張る」青春映画です。

有名なコミック漫画が原作らしい。

原作を読んだ方々は、

またさまざまな点で興味津々なのでは。


以下は全く原作を知らないわたし個人の感想ですが、

主役・郷敦くんの悪具合もちょうど良く、

家族との関わりも愛情があり、

変な男女の絡みもなく、

青春映画にしては

とても安心してみられるのがまずは💮。


その上で、

青い時代の葛藤や閉塞感が、

この2時間ほどの限られた時間で

よく描かれていると思いました。


役者さんたちの演技に関しては申し分なし。

どの人もうまいわ〜〜。

若い俳優さんたち、素敵な方がいっぱいですね。

目の演技で全てを持っていく

郷敦くん(ドラマ『エルピス』最高!)には毎回脱帽だし、

文哉くん(ドラマ『最愛』最高!)の女装に参った!

そして、

今回初めてじっくり見た板垣李光人くんも

めっちゃいいではないですか〜。




自分の青かった時代を思い出したり、

息子の青かった時代を思い出したり。


息子はこの主人公のレベルではもちろんないですが、

シチュエーションはすごく似てて。


やはり自分のやりたいことを優先して大学受験をしたので、

当初親のわたしたちは結構葛藤がありました。

将来につながる勉強をしてほしい、

落ち着いた生活を送れる学部に行ってほしいと

心の中で願いましたが、

「そこの分野しか大学で勉強したいと思わない」

とまで言うし。


結局、自分の人生は自分のものだし、

自分で全部責任を取るしかないですものね。

四角四面の親から見たら、

門は狭く、先はないように思える道だったけれど、

息子を信じて送り出しました。



大学を卒業するとき、

「自分の好きな道に進むことを許してくれて、

大学に関わる費用も全部出してくれてありがとう!」と

頭を下げた息子。


大学時代、

授業料など自分でアルバイトをして捻出し

苦学してる友人を何人も見たようで、

大学に普通に行けることが

当たり前でないとも

思い知ったのでしょう。



自分が選んだ道を真っ直ぐ進めたのは、

もちろん自分の努力ではあったけれど、

周囲からのサポートがあったからこそと気づけた息子を見て、

これでよかったんだと納得したのでした。



だから、

あの頃が思い出されて、

母親役の石田ひかりさんに感情移入しちゃいました。

この時の石田ひかりさんと眞栄田郷敦くんのやりとり、

すごくいいのです〜。

石田ひかりさん、

母親役がよく似合う女優さんになられましたね。

薬師丸ひろ子さんの美術教師もぴったり。

塾講師の江口のりこさんも!




この夏一番の熱い映画になってます。

まだご覧になってなければ、

わたしたち熟年世代にもおすすめです!




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コメント (10)
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