10年パスポートの更新に思う

（↑冬枯れの公園〜。パスポートセンター往復、ウォーキングで12000歩）

片付けしていると、

昔のパスポート一式も出てきて、

「ああ、この時はここにいったなあ〜」とか

写真を見て「若いなあ〜」とか、

いろんな思いに浸る。

通帳やお薬手帳、

古いキャッシュカード、ショップカード、

病院のカードなど古いのは今回シュレッダーして、

直近のものしか残してないけど、

流石にパスポートは処分できない。

出入国のスタンプもあるし、旅行の思い出の一つですものね。

振り返って、

わたしにとってはイスラエル旅行の時が

一番ハラハラしたかな。

もちろん紛争地域ですから、日々ドキドキ。

それ以上にドキドキだったのが空港。

テルアビブを出国するときの税関の徹底的な検査には閉口。

スーツケースを全開されて、

下着から何から全部出されちゃった。

途中誰かに何かを渡されなかったかなど色々聞かれた。

思わず「入り鉄炮に出女」という言葉を思い出してしまった（関係ないけど・・・笑）。

あの時は、ギリシャを経由してイスラエル入国、

イスラエル出国後、

ギリシャを経由して日本へ。

イスラエルと違って、ギリシャはのんびりしてたなあ。

神学校の教授に頼まれ、

エルサレムのお店から入手した古い木箱入りのトーラー（律法の書）を持ち帰ったのですが、

そのサイズがあまりにでかい。

小さいスーツケース一つ分以上の大きさ。

貴重なものなので、

手荷物で預けるのも怖く、剥き出しだったこともあって、

機内持ち込みにしたら、

鼻がひたい途中から生えてるのではないかという思うくらいの

彫りの深いギリシャ人客室乗務員がニコニコ笑いながら持って行ってしまった。

取り上げられたのではなく、

なんとトーラーだけ（わたしたちは当然エコノミーですから）、

ビジネスクラスのシートに鎮座ましまして日本まで（笑）。

なんともほのぼのしてるでしょ？？

最近アメリカに行った時には、

税関通過が厳しくなってることにびっくりしたっけ。

ベルトを外され、靴まで脱がされたもん。

前からそんなでした？？

アメリカへは20年ぶりでしたからね〜。

でも、そういうドキドキ体験も無事に帰ってきたら逆に宝物。

いよいよ来年の上半期にパスポートが切れるので、

少し早いけれど、更新をすることにした。

還暦での更新。

5年か10年か選べるわけですが、ちょっと悩みましたね。

10年更新だと、

次は70歳の更新になる。

さて、次は生きて更新できるのか、

できたとしても海外に行くことができるのか・・・、

色々考えてしまった。

今まではそんなこと考えず、躊躇せずに更新してきたのにね。

ちょうど息子も更新をするという時期で、

一緒に近くのパスポートセンターに行った。

今は近くに更新できるセンターがあって、大変便利。

手続きを終えて帰る道は、ちょっと前を向いた気持ちになった。

行くとか行かないとか、

そんな先のことはわからない。

コロナ禍が続く限り、そんなに簡単には海外に行けないだろう。

行けるようになっても経済的に無理かもしれない。

それでも、パスポートを持つことで、

いくつになっても世界を意識し、

世界と繋がっている感覚を持てるのがいいことだなと思う。

「行こうと思えば、行ける」

この感覚が大事。

これからの10年。

海外は少しでも近くなるのか、

それとも遠いままなのか・・・。

個人的にはアメリカに住む親友と、

ドイツのウルスラと、

そしてノルウェーに帰った仲良しの宣教師たちと、

是非是非もう一度会いたい。

これはウイッシュリストに書いてます。

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片付け5日目。

朝ご飯直後、2時間ほどの作業。

この日は食器棚の食器類の見直し。

ここ何年も使っていない器をかなり思い切って断捨離。

最近お客さんがないために、

全く使ってなかったコーヒーカップや紅茶カップを全出しして、

スッキリ洗い上げました。

処分した食器のスペースだけ、残った食器をゆったり置けるわけで、

かなり取り出しやすくなりました。

これからは大事にしているコーヒー・紅茶カップもどんどん使うぞ！

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