(↑「母の日」あたりに市場に出るドイツビール・ホフブロイの「マイボック」。今年も手に入れました。わたしの一番好きなビールです〜。アルコール度数が7%くらいあって、結構重いビールです。昨年2020年の5月12日の記事でも登場してます)
↓結構色が濃いでしょ?
東京の新規感染者は900人以上、
関西圏の病院の逼迫が毎日のように報道され、
日本全国に感染者が増えてきていている昨今。
緊張感は半端ないのですけど、
一方で昨年に比べたらまだまっしって思ってる自分もいた。
ところが、
Gooブログのお知らせメールで、
昨年今頃の自分の記事が送られて来て、
それを読んでびっくり。
え、昨年の今頃は、「東京の新規感染者、50人を切っていた??!」
↓2020/5/11の記事。
その数字の差に愕然とするわたし。
昨年のことは「大変な1年だった」と総くくりにしちゃって、
細かいことは忘れてしまっていた。
過去のことはどんどん過ぎ去っていき、
頭の中に残らないのだと改めて感じました。
1年前は、未知のウィルスに対してかなりの緊張感があった。
みんな必死に自粛して何とか乗り切って行ったのだ。
小中高等学校は休校になり、
大学もオンライン授業を始め、
職場のテレワークも進み、
外を散歩することすら、人が多い時を避けていた。
人との距離もかなり気にしていた。
なかなか進まないPCR検査の拡充にイライラしつつも、
それでも「少し先が見えてきた」と思っていた時期だったのです。
50人を切ってたのですからね。
ところが、
1年経って、
もうわたしも含めて1000人とか2000人とかの数字に驚かなくなってしまってて、
必死に自粛するという態度はあまり見られなくなってる。
さらに今は変異ウィルスという、
感染しやすいウィルスが蔓延しつつあり、
これまでの予防だけでは防げないと言われているのにも関わらず、
街は人で溢れてる。
何か安心する材料があるから・・・と言う訳ではない。
「自粛疲れ」だとマスコミは言うけれど、
感染者がおさまっていかない間は、ずっと自粛が続くのに。
結局は国民が我慢できないせいになってる。
ワクチン接種は遅々として進まず、
先進国では最低レベル、
それでもオリンピックはすると言う。
PCR検査も確かに1年前に比べたら、受けられるようになってるけど、
民間主導。
少しずつ、
広島など地方公共団体レベルで頑張ろうとするのが見えてきている状況ではあっても、まだ珍しい状況。
一方のアメリカに住む友人の息子さんが通う大学は、
早い時期から学生に対して週1回のPCR検査を義務付けていると言う事。
大学で受けられるそう。
そうやって大学生活を取り戻してきているということ。
当然ながら、
アメリカはワクチン接種もかなり広範囲で受けられてる状況の上の
ことですからね。
一方日本では、
行政も、
「キュッと我慢させて、
キュッと感染者を下げる」とか、
「何が何でもワクチン接種は早く受けられるように動く」とか、
素早く強い対応でいかないから、
どんどん真綿で首を絞める状況が長引いて、
感染者の数は少なくならず、
経済もズルズル回らず、
人の不満もどんどん高まる。
そして人はますます自粛をしなくなっていく・・・・。
今のズルズルは、
やはりこの1年の間に、先手先手で対処して行かなかった
国の失策のせいだとわたしは思います。
ここまで来てしまった負のスパイラル、
どうしたら断ち切ることができるのでしょうか・・・。
改めて人の体験、そしてその記憶の危うさを実感しました。
忘れてはいけないことを忘れない、
初心に戻って行かないといけないな、
そんなことを自戒した1年前の記事でした。
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