手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

わたしのライフワーク〜30年ぶりのリ・スタート〜

2021-01-21 | ライフワーク
(↑久しぶりの「ノルディックウォーキング教室」。「石を流すには、水分と運動」とドクターから言われてますので、何が何でも歩かなくっちゃ。天気がよかったので、あったかく汗をかくぐらいでした。ここでも「石を持ってること」をコーチに伝えたら、コーチ二人とも「わたしも経験があるのよ〜。めっちゃ痛い」とかなり同情されました。)
(↓途中、いつもは鳥など見たことがない池にコサギがいました。)






ずっと若い頃、

修士課程の勉強している時、

わたしがもっとも興味を持って研究したのが、

キリシタン時代。

その修士論文の作成のため、

地方から上智大学の「キリシタン文庫」に資料を探しに来たこともありました。


当時は調べるとなると、本を買うか借りるかですが、

買うにしても、その本も専門的すぎてそこらへんの本屋では手に入らず、

東京に出かける用事のある先生に、

神保町の古本屋で買ってきてもらったり、

実際に資料のあるところに足を向けなければなりませんでした。

大変だったなあと思います。


その後、一介の主婦になり、

そういうアカデミックな勉強からは

20年以上遠ざかっていました。

上智大学は超近くなったのにね。

長いこと、全くそういう対象で見てなかった!



結婚式の時、

修論の担当だった教授が、

「結婚しても少しずつ勉強を深めていけば」と声をかけてくださったのに、

子育てにどっぷり浸かりずっと何もしてこなかった。

その後も、実親の介護、そして今は義母の介護もありと、

そんなことを理由にして何もしてこなかった。

どんなに忙しくても勉強する人はするのにね。

一つのことしかできないまんじゅう顔ですから。


でも、後の人生を考えるようになり、

そろそろ残りの時間をそっちの個人的な興味にも使いたい。

そういう思いが強くなった昨年でした。

コロナ禍という全く想像できない経験もあったことと、

あちこち病気をしたり、

記憶力のキャパが少なくなっていたりするから、

余計に残っている時間がないと感じたのでしょう。


そんな中、

ちょうどその領域の講座が開かれると知ったのが昨年末。

「こんなのがあるんだよ〜」と、家族に相談したら、

「今が一番若い時。再び始めるなら今!」と背中を押され、

早速申し込みました。

今回は博士課程の講義。

わたしは飛び込み受講です。


普通だったら出かけて行って対面で講義を受けたいところ。

でも、遠方なのと、

このコロナ禍の元、ネット配信でも受講できると知り、

こちらに飛びついたんですね。


全5回。


その1回目が送られてきました。

レジメとともに。


ユーチューブの画面で拝見する恩師は、マスクをされてますけど、

ずいぶんお年をめされた感じだった。

5年ほど前に息子を連れてご夫妻にご挨拶に行ったことがありましたが、

それ以来です。


懐かしい声を聴きながら、

若かったあの頃を思い出し、

講義の内容よりもノスタルジックな気持ちにどっぷり浸かってしまいました。

涙が出て、途中で我慢ができず一旦切ってしまった・・・。

こんなことではいかんですね。


ノートはしっかり作りましたよ。

大好きな「紳士なノート」A4サイズ。

Premium C.D.NOTEBOOK 5mm section (日本ノート株式会社)




レジメもそのまま貼れるし、

1ページにたっぷり書けるし、

書き心地がたまらなくシルキーだし。

何よりパタンと180度開くし。

本当にストレスのないノートです。

でも結構分厚いから、このノートを埋め尽くそうと思えば、

かなり勉強しないとね。

大きな分厚いノートを目の前に、

3月までコツコツネットで勉強をする決意をしました。


そして、まずは今回の講座を受け通しました。

90分のふたコマ。

オリエンテーションと概観。

長く感じられるかと思えば、あっという間。


もうこれだけで、

色々な疑問や課題、興味深いところが頭の中を巡って巡って

頭が興奮してる。


これからの勉強が超楽しみに。


この講座を通して、

該当する時代を久しぶりに広く浅く勉強をして、

ずっと心に溜まっていた自分の課題を明確にしたいと思います。

そう2021年は、

自分の「研究テーマ」を見つける年にしたい、

そう思っています。


今はネット社会で、

受けようと思えば、世界中の大学の講義を受ける事ができるそう。

かつてだったら、ありえなかった機会が与えられるのも今だから。


一介の主婦でもこうやって、

手を伸ばす事ができるのはありがたい事だと思います。

機会をうまく用いたいです。


いわゆる「60の手習い」ですが、

お聞きすると、定年後に勉強を再開する人も少なくないとか。

興味のある分野はそれぞれ違っていても、

何かを学び続けるって大事ですよね。

周りの勉強家の皆さんに刺激も受けながら、

ボケボケ〜〜のまんじゅう顔も、

ちょっとずつちょっとずつ頭を活性化させたいと思います。




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2 コメント

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Unknown (とむすけ)
2021-01-22 11:04:23
素晴らしいですね。
ホント、いくつからでも勉強は大切と聞きますけれど、まんじゅう顔さんにとっては今がそのタイミングなんですね。
恩師の方もまんじゅう顔さんがその道にまた戻って来られた事を喜んでいらしたでしょうね。
私も、ちょっと落ち着いてきて、むしろ学生時代より勉強したい感じです。
本格的には難しいけれど、まずは興味ある分野の本を読んで、頭を子育てのみじゃなく、勉強モードにしていかなきゃ。
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Unknown (まんじゅう顔)
2021-01-22 20:32:05
とむすけさんはまだお若いから、今のうちからコツコツ学んでおかれると、わたしみたいに化石のようにはなりませんよ。学問は頭が若ければ若いほどいいと思います。わたしはこの20年を取り戻したい気分です。子育ての時期って、わたしは無理だと思っていましたが、逆に家にいるからと、いろんな資格をとられた方もおられます。結局はその人のやる気なんだなと思いました。とむすけさん、頑張れ!
わたしの恩師は、「またこうやって一緒に学べるのは嬉しい」と年賀状に書いてくださっていました。本当にもっと早くやっておけばよかったと後悔しましたよ〜。
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