(↑昨晩のラタトーユをパスタにかけて。お昼は簡単残り物パスタ‼️)
初めて、
首都圏にいる人たちの集う高校の同窓会にオンライン参加してみました。
夫は高校卒業後から東京に出て来ていましたので、
ずっと関係がありましたが、
わたしの場合は、
結婚後首都圏に出て来た、いわゆる「後参加組」だから、
これまでは同窓会自体には参加することなく、
支部の同窓会費だけを払う関係でした。
今回はコロナ禍の元、オンラインでということになったので、
夫が「一緒に参加してみようか〜」というので、
思い切って参加してみたんです。
でも、実は途中で退出しちゃいました。
このような会を運営していく大変さには頭を下げながらも、
今回の参加で「同窓会ってなんだろう」という思いが湧き上がって来たためで
す。
会のイベントの一つ、
座談会では、わたしたちよりも20歳くらい若い今活躍する中堅どころが登場。
司会者もテレビに出るような方。
「うちの高校の卒業生には立派な方が多くて・・・」
「世の中で活躍しておられる方も多くて・・・」
「同窓会の〇〇さんにお世話になって今の自分がある」
そんな言葉が行き交う。
肩書きが出て、「へえ、こんなことをやってる後輩がいるんだ〜」と
感心することも多かったし、誇らしく感じることもあったけれど、
会全体として流れるトーンは、
世の中で目覚ましい活躍をした人ばかりの集まりだよ〜って感じ。
一介の主婦、
「いわゆる”立派でない”わたしのようなものはどこに入る??」と
思わず声をあげたくなっちゃった。
わたしのイメージとしては、
同窓会といえば、肩書きは二の次。
高校時代の素の自分に戻って、
懐かしく高校時代のことを語る、そして今を語るという
そこのところがいいんだなあと思ってたんだけど。
例えば、誰かが社長サンになってると知っても、
「あんた、高校の時、先生によく叱られてたのにね〜」って笑える、
それが同窓会のいいところ。
実際、同じ高校の同窓会でも、
故郷で行われる何年かごとの同学年の集まりではそんな雰囲気が今もありますもの。
年齢を超えた同窓会でも昔は、
肩書きは後から知るくらいで、
最初からそれを知って何かコンタクトを取ろうとか、
そのツテを使おうなんて、もともとはあまり考えなかったと思います。
今はその場が、いわゆる「人脈づくり」に使われてる感が強く、
そういうところから縁遠いわたしは、
自分が、いわゆる今回の同窓会の雰囲気の中では、
「何でもない者」の一人であると思い知らされたのみ。
かつて、
ある女子校で同窓会の講演会があった時、
呼ばれた人は「東北の農家に嫁いた女性」だったと聞いたことがあります。
〇〇会社を起業したとか、
どこどこの部長さんとか社長さんだとか、そういうのではなくて、
講演者は「農家に嫁いだ女性」。
その人を選んだ学校の姿勢にちょっと涙が出る。
彼女からは、地方の農家の大変さや舅・姑とのことなど、
生々しい話が出て来たけれど、
語る内容に迫力があり、人の生き方について色々学ばされたといいます。
こういう講師の選択は、今の世の中では珍しいのかもしれないですが、
きちんとした価値観を持ってのものだなと感心をしました。
また、わたしの高校でも、
今から40年以上も前の、在学時にあったウン周年の記念講演で呼ばれたのは、
芸能の世界で人間国宝になった方でした。
いわゆる偏差値や大学、企業とはまた別のところにある世界での一人者。
こういうチョイスがよかったなあと思います。
これから首都圏で勉学に励み、世の中に出ていく同窓会新人の方々にとって、
この「同窓会」がどういう場になっていくのか、
それはそこを運営する幹事の方々のものの考え方が強く出てくることでしょう。
世の中に出ることを目的とした同窓生ばかりの集う
「イケイケドンドン」な同窓会であるならば、
「世の中に普通に生きている」名もなき同窓生に居場所はない。
ちょっと後味の悪い同窓会参加となり、
ここには無理して今後も繋がっていくことはないのかもと思わされました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
9月最初の頃、
ブログでも書かせていただいたドイツ人の友人のこと。
夏の誕生日に送ったプレゼントはあちらに届かず舞い戻ってくるわ、
その後メールを送ったけれど、2週間経っても返事がない。
徐々に心配になって来ていたまんじゅう顔。
こんなコロナの元ですから、
本人、そして家族に何かあったのではと思ったのです。
ところが、昨日ポストを見ると、
絵葉書が!
フランスの切手で消印が押してある!
差し出したのは9月13日とある〜〜〜。
やっぱりバカンスに行ってたか!
フランス、ブルターニュ地方のカルナック列石に行ったらしい〜〜。
とりあえず、かなりホッとしました。
ハガキの内容は、旅先でのことばかり。
ということは、
プレゼントのこともメールのことも気づいてないということです。
このまま連絡が取れなくなったらどうしよう〜と思っていた矢先の絵葉書。
本当に嬉しかったです。
そして、これからはわたしも毎回しっかり返信を!と心に決めました。
早速ハガキを書きたいと思います〜〜。
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ところで、そうか、「同窓会」というイメージだと、私も、まんじゅう顔さんが書かれている「後者」の方をイメージするし、私などは、そういうのしか経験無いですネ。(・・;) まあ、女子校だったし、高校はそもそも「繋がりが薄い」というか、3年の時のクラス会を、1回やった程度ですね。
たぶん「ご立派な?」高校となると、そういう「社会的な繋がり」重視の「同窓会」になってしまう傾向があるんでしょうね。なるほど…と思いました。♪( ´θ`)
でも、4週間、それもスペイン語を勉強してとのご主人の上司さんはすごいですね!
今回の同窓会、いわゆる首都圏の同窓会だったから、こうだったのかもですね。高校のあるところでやる地方の同級生の同窓会はこんなことはないのですよ〜〜。
だから、わたしも還暦で、すっぱりこちらの同窓会とは縁を切ろうと思いました。わたしの側にも選択の余地がありますものね。幹事の方々のご努力には頭が下がりますが、自分の感覚とは違うところに身をおくのもどうかと思いました。もちろんこういう同窓会を支えにする人たちもいますから、それはそれでいいかなと思います。「人それぞれ」というところでしょうか。
日本にいるとバカンスでお出かけなんて雰囲気は全然無かったですし、となるとどうしてもマイナスな方に考えてしまいますよね…
あー良かった💨
それにしても、ヨーロッパではもうそんな風に移動や日常生活に(気分的な)制限がない状態なのでしょうか。
確かに毎年8月後半から9月の頃にバカンスに出かけるのですよ。ドイツでは家族で予定を合わせて何週間も休みをとる習慣(決まりなのかな)があるみたいで・・・。超羨ましいですよね?!でも、おっしゃるように、まさかこのコロナ下でも行くとは思ってませんでした。それもフランス!
超びっくりしてます〜〜。