つれづれなるままに  1468  姉妹孤独死に思う

2012-02-18 15:42:29 | 雑記

後2週間で雛祭り

どうしたことでしょうか日中でもマイナス10度・・いつもの時期ならもうそろそろ窓辺の花も咲きだして春を待ち焦がれ時期なのに今年はどうしたことでしょうか、余りの寒さに温室の温度は上らずに、花を家の中に入れる始末です。この所研修会が続いています。この研修会で必ず取り上げられる問題があります。

札幌市の姉妹孤独死、なぜ防げなかったのか今になってあれこれ詮索する前に、もうこのような悲惨な事故が起きないようにみんなで考えなくてはなりません。

精神・知的・身体障がい者は札幌には1万3千人ほど住んで居ると言われます。その方たちは療育手帳の交付を受けていますが、障がい福祉サービスを受けていない方が1,300~1,400人、その方の生活はほとんど皆無の状態、サービスを受けていない方は在宅で家族と生活、家族が生活費も介助も行っている状況です。

先日この問題で上田市長は福祉サービスを利用してない知的障がい者を見守る取り組みへの協力を民生委員に依頼したようです。この姉妹の死を無駄にすることなく、できることから始めてほしいと思います。ライフライン、料金の滞納は貧窮であれば区の保健福祉課に、繰り返しの生活保護の相談、生活状況を十分注意して、乾パン2週間分いただいたそうですが、それで二人の腹の足しになったのでしょうか。その時の区の対応はどうだったのでしょうか。

現実に近所同士が支え合う関係をと門戸を開き、一人暮らしや、知的障がい者の見守りと思ってもプライバシーの保護のためと、特に障がい者は名簿がないのが現状のようです。また全ての人を見守る民生委員も福祉推進委員にも限界があるように思います。これからは地域を挙げて取り組む事細かな見守りを、民生委員や福祉推進委員のみなら両隣へと見守り活動の場を広げて行かなければならないように思います。

防災マップ作り一つにしても、プライバシーなどと言って家族の構成を教えて頂けません。高齢化が進み隣近所は全てお年寄り、・・それに1人暮らし、何としてもこの様な悲惨な死は防がねばなりません。