夜は,シュラフに入っていないと寒く感じたが,思ったほど寒くはなかった。
晴れていれば放射冷却で冷え込むのだけれど,どうやら,雲が出ていたみたいだ。
朝,増さんからのメールを見ると,鹿児島は雨との事。慌てて携帯サイトの雨雲レーダーで確認すると,雨雲は天草の一部には掛かっているものの,ここ辺りは大丈夫なようだ。
12時頃までは,鹿児島の雨は残るとの予報だったので,予定を変更して,阿蘇方面に向かうことにした。
走りながら気が変わって(いつものことなのだが[E:coldsweats01]),目的地を通潤橋に変更です。 日曜日には,まだ見たことがない放水もある事だし。
合津==R266==三角==R57==宇土==R3==R445==御船==山都町(通潤橋)のルートで走ります。
到着時刻は10時30分。 天草から2時間弱で着いたことになります。
日曜日に行われる橋からの放水は12時なので,まだ1時間30分ほども余裕があります。
食事でもして,放水の時間までゆっくりと待とうかな?と思っていると,チラシ片手の男性が「棚田を見ながらお弁当はどうですか?」と話しかけてきた。
なんだか,良さそう。[E:heart04] 裏には,
里山レストラン 棚田百選の村 山都町菅集落
◎ 涼しい農家の縁側や田畑で,お婆ちゃんの手作りお弁当が食べられます。
◎ 受付は,旧白糸第2小学校 学校には吹き流し旗が立っています。
◎ 天気の良い日は,棚田を見下ろせる屋外で,雨が降りそうな日や暑すぎる日には,縁側カフェの座敷で,家族仲良くお弁当開き。
◎ 料理の内容は,お煮しめや菅の伝統料理の「かすよせ」などです。 料金1000円
とある。
通潤橋の放水も魅力だけれど,黄色く実った棚田を見ながらお弁当というのも捨てがたい。
ということで,バイクを菅集落(すげ)にむけて走らせました。 菅の集落の手前には,緑川にかかる鮎の瀬大橋の偉容が,どどど~んと。
橋の上から下流を覗くと,美事な渓谷が広がっています。 秋になると,紅葉が綺麗でしょうねぇ。
廃校になった,旧白糸第2小学校でお弁当を貰ってから,井上キクエさんの農家を訪ねました。 屋号は「前合」と言うらしいですが,由緒を聞くのを忘れました。
ちなみに,私の実家は「かっがせと」という屋号でよばれていました。”かく”は覺右エ門,”せと”は背戸か瀬戸,たぶん背戸の事でしょうか。 閑話休題
バイクを庭先に乗り入れて,ヘルメットを取ると,そこは懐かしい古民家。
「おもての間」に上げて貰って,おばあちゃんといろいろな話をしながら,お茶と弁当をいただきました。 なんだか,親戚の家にでも来ているような感じがする,不思議な空間でした。http://satoyama-suge.com/
http://sugesatoyama.otemo-yan.net/
ショップの若者ツーリングとは,通潤橋でニアミスしたようですね。
ブルーアイさんの投稿に,「通潤橋で食事を取り、一日一回の放水を見学!」とあったので,ちょっと残念な気持ち。
画像は,菅集落側から見た鮎の瀬大橋で,橋のたもとには物産館(鮎の瀬交流館)がありました。
帰りは雨にも遭わずに,16:30分には自宅に帰り着きました。 総走行距離は500km位? 明日にでも正確な数字を書き込みます。(汗)
総走行距離は,488kmでした。