天気が良いので、ちょこっとだけバイクを走らせてみた。
鹿児島市内からだと、どこに行っても桜島が見える。
観光パンフレットに載っている一番有名?なポイントだと、城山公園の展望台でしょう。
桜島は湾の中央に浮かんでいるので、錦江湾沿いならどこに行ってもみることができる。
面白いのは、北岳と南岳の2岳からできている火山なので、見る方向によって形ががらりと変わってしまう事だ。
富士山のような独立峰なら、どこから見ても美しい円錐形が見られるし、薩摩富士とよばれる開聞岳も、富士山と同じコニーデ型の独立峰なので、湾の反対側の佐多からでも綺麗な円錐形の形を見ることができる。
錦江湾を挟んで、桜島と3kmしか離れていない吉野公園や磯山公園からは、すこしいびつな形だが、北岳とすこし小さく南岳を見ることができる。
もうすこし北に行った、吉野台地の先にある寺山公園からの景色は、北岳が主役 になる。
後ろの大隅半島の山々を背景にして、桜島が富士山?になったようだ。
この展望台は高いカルデラ壁の上にあるので、下をみると湾沿いの10号線を走る車が小さく見える。
北の方向には、姶良市と霧島市が広がっていて、春霞でかすんでいるのだが、その後方には加久藤カルデラを構成する【霧島連山】が見えていた。
展望デッキには、姶良カルデラについての説明板が設置されている。
直径約20kmの姶良カルデラは、阿蘇カルデラとほぼ同じ大きさだ。
【約26000年から29000年位前に大量の火山灰を噴出して、そこに海水が流れ込んだ】と書かれていた。
世界中の人口が、100万人くらいしかいなかった頃の、壮大な話ですね。
ちなみに、うちの奥さんの実家は、若尊カルデラの前付近なんです。(^0^)