霧島国立公園の、高千穂峰麓に広がる「鹿ケ原」は、「ミヤマキリシマ」の群落が見事なんです。
5月25日頃が、満開で見頃という報道があったので、一週間後の6月最初の日曜日、えびの高原のつつじケ丘に出掛けてみた。
満開のミヤマキリシマを期待していたのだけれど、もうほとんどの株は盛りを過ぎていて、そろそろ咲き終わりかな?
韓国岳と硫黄山の麓に見られる、土石流の跡。
ここに、コケ類からススキが生えて、ミヤマキリシマなどの植物が根を生やし、そのあと赤松などの樹木が育っていくらしい。
つつじが丘の上の方には、ススキの中から、薄いピンクのミヤマキリシマの花が顔を出している。
遊歩道を下っていくと、ミヤマキリシマの大株を発見。
大きな群落もあったのだけど、残念なことに花の見ごろをすぎていた。
その年によって見ごろのピークは前後するので、新聞報道よりSNSをチェックした方がよさそうだ。
きれいに咲いているミヤマキリシマは無いかと、右を見たり左を見たりしながら歩いていると、日本語よりも中国語や韓国語の会話が聞こえてくる。
昨年までは、こんなに多くの外国人観光客を見かけることは無かったのだが。
乗用車やツーリングバイクがひっきりなしに走る道を渡って、キャンプ場に隣接するピクニック広場へ。
赤松の根元には、ちいさなミヤマキリシマが、精一杯花を咲かせていた。
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