鹿児島県は、沖縄県に地理的にいちばん近い所にあるので、たくさんの特攻基地が点在しています。
知覧や鹿屋(かのや)、万世などには、なんども足を運んだことがあるのだけど、国分や出水、岩川などにも戦争遺跡が埋もれているという事は、よく報道されていました。
特攻を拒否して「彗星」で夜間攻撃を行って戦果をあげた芙蓉部隊の基地岩川にも、行ってみたとおもっていました。
きょうは、出水基地跡にバイクを走らせてみました。 先日の台風で根こそぎ倒れた桜の古木が、無惨です。
沖縄の旧海軍司令部壕とは比べものにならないくらい、小さく狭い戦闘指揮所だけれど、ここで艦船に体当たりを敢行する無線などを受けていたのだろうか。
練習機「白菊」や「赤とんぼ」などの写真も飾ってあって、こんな機に乗せられて特攻に赴いた若者の気持ちを思うと、やりきれなくなりますね。
畑の中には、米軍の爆撃から飛行機を守るために作られた掩体壕が、ひっそりと草に埋もれていた。
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