LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

救急車 その後

2009-11-08 20:14:00 | ディツーリング

さて、救急車がけが人を乗せて、近くの河川敷(たぶん菊池川)?救急ヘリのヘリポートに向かった後のこと。Photo

現場では、高速機動隊と地元警察による現場検証がまだ続いていました。 
私たちも出来るだけ早く病院に向かいたいのだけれど、事故処理にあたっている警官は、「事故を起こしたバイクを路肩に置いていると、走行する車がよそ見をするので、必ず事故が起きます。 次のSAかICに移動させてください。」との事なんです。

バイクのダメージは、フロントバンパーの傷とフットペグが損傷しただけのようで、エンジンや足回り、フレームなどには異常はないようです。 

左側面から後頭部にかけて路面で削りとられたヘルメットは、そこだけ無惨な白い傷跡を見せていたんです。 一つ間違えれば、本当に命に関わる事故だったのだなぁと、改めて背筋が凍るような気持ちになります。

さぁ、残されたバイクは4台、残っているのは3人です。 どうやってバイクをICまで運ぼうか、頭を悩ませます。

「2km先のICまで誰か運転していって、帰りは高速の路肩を歩いてくる?」

『駄目でしょう。  高速道路は歩いてはいけないんだよ。』

「じゃぁ、2台でICまで移動したら、反対車線を2人乗りをして現場まで戻るってのは?
『それも無理。 下り車線にバイクを停めるのも危ないけど、道路を横切って上り車線に渡れないでしょう。』

そこに、交通規制中の警官が来て、「パトカーを使えるかどうか、聞いて来ます」と。

結果、パトカー乗せて貰って、現場まで送ってもらえることになったので、ソフティル乗りのMさんがウルトラを操縦して、私たちは自分のバイクでICまで移動です。

Mさんはそのまま真っ白の覆面パトカー(クラウンだったか?)に乗せて貰って現場に戻り、高速機動隊員が下り二車線の車の走行をストップしてくれている間に、センターのガードレールを跨ぎ越して現場に到着したとの事。

MさんがICに戻ってくるまでの間に、高速道路公団の職員に事情を説明をして、運んだウルトラを少し離れた駐車場に置かせて貰いました。

慣れないウルトラの運転は、緊張しますね。

バイクを指定された駐車場に入れて、ETCカードは忘れずに抜いておいた。 でも、ETCレーンを通っていないので、このあとETCの走行記録などはどうなるんでしょうね?

3人がそろった所で、ゲートの手前から高速下りに入って熊本市を目指して走り始めました。 

こんな時こそ、あせって事故を起こしそうになるので、お互いに安全運転の声を掛け合いながら熊本赤十字病院に向かいました。

救急救命病棟受付で、「救命へりで運ばれた患者は?」と聞いてみると、「今、処置中ですので、しばらくお待ち下さい。」との事。 
どうやら、私たちより1時間も前に病院に到着しているようです。
現場から、10分か15分で到着したようですね。

2時間半ほど待って、やっとドクターから話が聞けました。 「肋骨と鎖骨の骨折。 命には別状はありませんが、しばらく入院が必要でしょう」との事で、ほっとして力が抜けました。

事故が起きたのは土曜日でしたから、きちんとした検査ができたのは2日後の月曜日でした。 その結果、鎖骨、肋骨が3本折れていて気胸も起こしているので、酸素吸入をしないと呼吸が困難。頬骨と肩胛骨も骨折と言う重傷だったことが分かりました。

しばらくはお店も閉めるとの事ですが、早い復帰を祈っています。


お見舞い

2009-11-08 10:57:26 | 日記・エッセイ・コラム

事故で入院中のFさんの見舞いに行ってきました。 

バイクショップで聞いて来た病室は南棟の4階。でも病室を移ったのだそうで、本館の3階にかわっていました。

意外に元気そうに見えますが、だいぶ無理をしているのかなぁ。 肋骨3本と鎖骨、肩胛骨と頬骨、それに気胸と肺挫傷もあるのですから、きつくない訳がない。

先行する本隊に追いつこうとして走っていたのだが、工事の標識に気づかないまま、前方の車のブレーキランプも点いていなかったので、全体の車列が止まっているのが分からなかったとのことでしたね。

鎖骨の手術をしなければいけないようですが、麻酔科医のOKがでるまで待機とのことです。 肺挫傷が関係しているのでしょうかね。

早く、手術ができるようになるといいですね。 

事故の顛末をブログに書いても良いとのOKを貰いました。 名前も出していいよなんて言ってましたが、笑い話になるまでは書くわけにはいきませんよねぇ。


長崎ハーレーフェスティバル

2009-11-07 20:00:10 | ディツーリング

10月31日、今年の長崎ハーレーフェスティバルへの参加は、とても残念な結果に終わった。 
噴煙をあげる桜島を背にして38台で長崎に向かったのだが、北熊本SAを過ぎ菊水ICまで2kmというあたりで、最後尾の1台が転倒事故を起こしてしまったのだ。

私たちは先頭を走っていたので事故には気づかなかったのだが、後から3台目のバイクの緊急無線連絡で事故を知った本隊は安全な場所にバイクを停めて、事故現場に向かった。 

現場は工事箇所の4kmほど手前(菊水ICまで2km地点)で、路側にカラーコーンを並べて2車線から1車線区間になっていく所だった為に、私たち全員が安全にバイクを止めることができたのは幸いだった。

現場での救命措置、救急や警察への連絡、事故車の撤去と引取依頼、ツーリング本隊の安全確保、家族への連絡諸々については、ツーリング参加者で手分けして、迅速に処理することができた。

一緒に走っていたメンバーの中に、総合病院の院長がいて、また、すぐ後ろを走っていたドライバーも福岡県のドクターで、すぐに救急救命措置をとってくれた。

ヘルメットを脱がせ、頭部から肩、胸、腹と触診をし、脈をとり、声をかけて意識レベルをチェックするドクター。
救急隊員が差し出す点滴用注射針、受け取るドクター、手首近くに点滴用のラインを確保して針を刺すドクター。 私たちは、息を詰めて見守るばかりです。Photo_2   

「今のところ命には別状は無いだろう」との事だったのだが、ただショック症状が現れて、脈が微弱になってきているとのことで、救急隊員が電話で搬送先の病院の手配をしていたが、「日赤病院に運びましょう。救命ヘリを要請します。」と言って、すぐに救命ヘリでの搬送を決めてくれた。

救急隊員から、「救急車に同乗して、病院に付き添う人がいますか?」と言われたが、現場にバイクを置いていくわけにもいかない。
「そのまま行って下さい。私たちはバイクで直接病院に向かいますので、けが人をよろしくお願いします。」とお願いして、救急車を送り出した。
その時に、サイレンが鳴っていたかどうかも、覚えていないんですね。

けが人を日赤熊本病院に救命ヘリで搬送したあと、後処理のためにわれわれ3名を残して本隊は長崎に向かったのだった。

高速道路上での転倒事故だったが、打撲と鎖骨・肋骨・頬骨・肩胛骨の骨折など重傷ではあるが、命に別状が無かったのは不幸中の幸いであったし、安全にバイクを楽しむと言う事についていろいろと考えさせられる事故だった。

今は、本人のけがの回復が早いことを祈るばかりです。


オイルの滲みが・・・・・

2009-11-04 11:07:07 | インポート

長崎ハーレーフェスティバルに参加された皆さん、お世話になりました。 そして、お疲れ様でした。 2_2

早朝から噴煙をあげる桜島

本隊に遅れて、会場に着いたのは16時30分でした。 駆け足でボーナスマイルスタンプと参加記念品を貰ってから、ホテルにむかいました。Photo

雨の中を長崎から走ってくれたバイクの掃除をしていると、エンジン下部からにじむ程度だったオイルが、いつもより多いようです。

それに、クラッチ側だけだったオイルの滲みに、プライマリー側からも少し滲んでいます。

75000km走ったバイクのクラッチケーブルも、アウターが傷んできているので、オイル漏れの修理と一緒に交換することにしました。

いま、クラッチケーブルの入荷待ちですが、修理代としては50k円位になりそうです。