これは 今通う家具の学校の初級卒業制作の椅子だ。 去年の暮れからずっと製作に掛かりやっと ここまで完成した。 今は椅子の座と背を貼り終えて、最後の鋲を打っている所だ。 これが結構難しい。 椅子の周りに貼ってあるのは、誤ってフレームを叩いて傷を作らない為の、保護用の厚紙です。 プロはこんな事はしません。 結局狙った位置に正しく釘が打てれば、 早く綺麗な仕事は出来るが、片手で布を引っ張り押えながら、片手だけで釘を打つのは大変だ。 そのコツが掴めれば仕事はもっと楽なんだが。 数をこなして憶えるしかない。 だがそんなに数をこなす事は難しい。
これも流通センター骨董市で手に入れた 錐の刃だ。 200円だった。 こんな物まで出て来るんだな。 刃だけでは どうにもならないし、自分でこの刃を木に差し込んで丸く削り 錐にするのは大変だろうがやってみよう。 多分杉か桧の棒に穴を開けてこの刃を打ち込めば良いだろうが、 上手くやらないと割れるかも知れない。 多分左側の光る方が刃で右側の黒い方が柄の中に入る部分だと思う。 中程にわずかに星のマークが見える。 これが銘の代わりだろうと思う。 錐の刃は細い物だが、目の通った木の木口に打ち込めば割れるだろう。 割れ止めの輪が有るようだ。 それは通常ペアで売られていると聞いた。しかし骨董市には無かったと思う。 だとすると半端物だろうか。