大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0595 二枚刃平鉋 銘 越路 土牛 (八分)

2016-09-02 16:11:05 | Weblog
これも 町田骨董市で手に入れた。 まあこれはそれ程の錆で無くて、且つ 刃も使える程度残って居るから選んだ。 刃の長さは80ミリ弱有るだろう。 そうするとどうしてこれを没にしたのか気にはなるが。 台を見ると 頭部は打たれて台の一部が裂けて飛んでしまっている。 台尻の上面を見ると、この上で色々工作したのか、鋸跡、鑿跡 その他が汚く残る。 余り大切に使ってこなかったのだろう。台下端は口埋めして有った。 それも剥げ掛かっていた。 刃も左右を激しく叩いたのか 大分鉄がめくれている。 この人は木槌や銅の槌は使わず使った様だ。  刃は 越路 土牛 名匠入魂之作と有る様だ。 関西で作られた物ではなくて、新潟で作られた物だろうか。  土牛と言っても 色々有る事が判った。 この土牛も刃の切れは 良い様に思う。 台を直して 刃を研ぎ直して試し削りして見たい。 台が思ったより 程度が悪いので切れたら台を作り替えたいと思う。 でも研いだ感じは悪くなさそうだ。 9月は天気の良い暑い1日から始まった。 だが秋の気配も感じられる。鉋ばかりいじって居る気分でもないなー。 
コメント
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