大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0557 鉋 丸玉の削り

2016-09-13 19:38:26 | Weblog
この鉋の銘は上手く読めない。 今日見ると何となく 丸の中に玉と有る様に思えたので丸玉として置いた。 以前は丸五だったかな。  さてこの鉋 切れそうに思うので、何度か研ぎ直しているが 思う様に切れなかった。 
今日は雨で 削りには良さそうだ。 この鉋を取り出して、研ぎ直して削って見ると 案外上手く削れた。 まだもう少し薄く削れると思うが 今日はここまでだ。 刃口も詰め、瞬間接着剤を塗って口を固めた。 何度か研ぎ直して居れば、更に薄く削れる様になる気がする。

前の持ち主は、この削りの感触を知っていただろうか。 知って居れば放出しなかったのかも知れない。 或は仕事を辞めたかな。 この志げ弘 と言う鍛冶屋の正体を調べたいと思うが現状手掛かり無し。  志げ弘さん 大切に使うよ。 
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0369A  二枚刃平鉋 銘 土牛 

2016-09-13 11:53:36 | Weblog
この鉋刃は何処で入手したのか忘れてしまった。 しかし刃は短く もう実用にはならないだろう。 使い込まれた物だ。 鉄山人 土牛 巨匠 井本 と刻印が有る。 肉の厚いしっかりした出来の刃だ。 それに丸に一と思われる物が押して有る。 これは何を意味する物か不明。 (2010-01-08)

しばらくは160番として 長台鉋の台に入れて管理していた。 その後369番の正宗鉋の台に入れ替えた。 最近 土牛の鉋を入手したので、 ついでにこの鉋の事を思い出して、取り出して刃を研ぎ直した。 この刃は刃の角度が立ち過ぎで30度を越えている。 少し角度を戻し気味に研ぎ直している。

削って見ると 結構切れる鉋の様だ。 残念だが刃の全長は65ミリ程度しか無い様で 本格的な使用は無理かも知れない。 時々出して削って楽しむ程度なら使えると思う。 既に入手して時間が経過し 忘れている物も こうして時々出して 使ってやれば鉋も喜ぶだろう。
 (2016-9-11 記述)

管理番号がだぶってしまったので、Aを付けて分けて記述は新しい日付けに直す事にした。
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