今日はこの鉋を少し整備して見た。 台下端刃口には 別材が貼り付けて有り、それが雨に濡れたか 剥がれかかっていた。 鑿ですべてそぎ落として、新たな材を貼り付けた。表馴染みは少しゆるいので、パテを塗り挿入具合を調整した。 最近は紙を貼り付ける代わりにパテを使う様にしている。 これだと後で湿気を呼んで、刃の馴染み部分が錆びるのを防げるように思う。台も相当削って均した。 刃を何度か研ぎ直して 削って見ると 案外滑らかな削りで 厚めの鉋屑が出た。 まだ薄削りと言う段階では無いが、まず削りの感触を確認した。 これが案外良いと思う。 これなら使えそうだ。 引きも軽い様に思う。 感触が良いから、台を打ち直しても良いと思うが、材料が不足なので このまま暫く使おう。 越路土牛 やるな。 これなら本家 土牛と十分対抗できると思う。
