この鉋の台を打ったのは7月頃だったろうか。 暫く放置していた。 この時に買った鉋刃の一部はまだ刃の状態で転がっている。 何とかしたいが 材料が不足だ。 処理しきれない程鉋刃を買う事も無いのだが、見れば欲しくなる。 それも安ければ尚更だ。 さてこの刃を研ぎ直した。 台も十分調整した。 一応良さそうだが 削って見ると 時々鉋屑が割れて出て来る。 まだ顕微鏡で十分確認して無いのだが、研ぎが不十分らしい。 それでも檜で有れば 十分滑らかに軽く引ける様だ。 後は更に何度か研ぎ直して 薄く割れずに削れる様に調整するのみだ。 まだ暫く時間が掛かると思う。 割と硬くて研ぎ難い鉋だと思う。
この鉋刃は 台を打って削りの感触を確認していたが、どうも納得できる削りが出来なかった。 やはりこれは駄目かなと諦めかけていた。 最近刃先を研ぐ技術が若干向上したので再度削りに挑戦して見た。 まだ裏の一部に錆跡が残る様で 上手く削れない。 それでも何度か研ぎ直した結果 以前に比べてはるかに良い削りが出来る様になって来た。 諦めないで良かった。 東源氏は他のも持っているので、もっと切れるはずだと信じていた。 これで刃先が研げている様で 案外研げて無い物だ。 刃を一度起こして刃先を研げば良いと言うがこれが難しい。 研ぎ冶具も無いので手先の感覚でわずかに起して研ぐのは 難しい物だ。そうして 刃先を研ぐと言う意識を持って研いでいると 何となく上手く行く様にも思える。
最近研ぎ方を少し変えた。 大きく刃を動かさず こちょこちょと細かく動かす。 こうすると以前より少し良さそうだ。 これで削って見ると上手く行く時も有る。 しかしこの東源氏は 地金が他の東源氏とは少し違う様だ。 ゴマが入っている。 だが余り長切れしない様に思う。 それに裏の曇りがなかなか消えない。 やはりまが十分研げて無いのかも知れない。 もう少し色々やって見ようと思う。(2018/11/2)
最近研ぎ方を少し変えた。 大きく刃を動かさず こちょこちょと細かく動かす。 こうすると以前より少し良さそうだ。 これで削って見ると上手く行く時も有る。 しかしこの東源氏は 地金が他の東源氏とは少し違う様だ。 ゴマが入っている。 だが余り長切れしない様に思う。 それに裏の曇りがなかなか消えない。 やはりまが十分研げて無いのかも知れない。 もう少し色々やって見ようと思う。(2018/11/2)
前にも書いたがこの鉋叩かれて 台頭の上端の部分が裂けて飛んでしまっている。 何ともみっともない姿だ。 そこでこれを修理して見た。 こう言う修理は見た事無いが どんな物だろうか。 詰まり台の先端上端の裂け飛んだ一部を切り取る。 そこに別材をはめ込む訳だ。 単純に接着では 叩いた時に 衝撃で取れてしまうかも知れない。 そこで材に顎を付けて はめ込む様にして見た。 これでも心配なので後で 竹釘を打って置こうと思う。昇降盤で加工すればすぐ出来ると思うが、今回は手鋸と手鑿で加工した。 たまには手道具も使わないとね。
説明が上手くないが写真を見ると判ると思う。 右は切り取った材でその隣は台を木端から見た所となる。 これで見栄えは良くなる。 また取れたり裂けたりしても 付け替えれば良い。 骨董市を廻るとこう言う 鉋台は結構ある。 樫の木の繊維がぐずぐずなったりして材料に問題が有るのかも知れない。
説明が上手くないが写真を見ると判ると思う。 右は切り取った材でその隣は台を木端から見た所となる。 これで見栄えは良くなる。 また取れたり裂けたりしても 付け替えれば良い。 骨董市を廻るとこう言う 鉋台は結構ある。 樫の木の繊維がぐずぐずなったりして材料に問題が有るのかも知れない。