家の中を 整理してこの 壺を持って来た。 私ががまだ小さい頃に、父親がどこかで入手した物と思う。 比較的小型で直径は11センチ程度だろう。 脇に猿を模した取っ手が有り、真中に恐らく花を生けると思われる 口が有る。 前側には 水を排出する差し口が有るから、或は酒器の一種かもしれない。 とろりとした緑色ぽい灰釉が流れている。 その釉薬の流れた部分に菊の模様が押してあった。 何処で どう言う経緯で入手したかについて私は聞いて無い。 従って産地も作者も不明。 長く置いて見て それ程飽きないから まあ良いだろうと思う。 作者の銘も無い様だし 民陶の雑器なのかも知れない。 少し暗いイメージが有るが、落ち着きや安定感 重量感も有る。 それ以外に小さなぐい呑みも手に入れているので 別途紹介したい。 父は二つまとめて買って来た記憶が有るから やはり酒器と考えるのが妥当かもしれない。 母はこれを花瓶替わりに使っていた。 一輪差しにも良いと思う。
先日実家に帰り 少し整理して見た。 するとこんな額装板画が出て来た。 板画は版画とも違う様だ。 どう言う経緯で入手した物か不明だが、捨てられても困るので持って来た。 要するに版画らしい。 作者については未調査だが不明。 秋の終わりに稲穂を積み上げた田圃に風車が2基ある。 何となく暗い感じの版画の様に思える。 多分私の父親が入手した物と思うが、 どう言う経緯で入手したのかは不明。 相当長い間 仕舞って有ったと思われガラスにも埃やカビが付いて曇りがあり、写真写りは良くない。 実家でも見た事無いから 多分気に入らず飾らなかったと思う。 そこで私も少し居間に置いて眺めて、気に入らなければ、処分するかも知れない。 こう言う物は廃棄し難いし、処分に困るねー。